大学に帰るこいちゃんを喜ばせよう

こいちゃんが大学に帰るために出国する日が近づいていた。
「お母さんが作る料理が一番食べたいし、美味しい」と可愛らしい事を言ってくれるこいちゃんだが、毎日バタバタで作る晩御飯はなんだかいまいちだし、やっぱり土日の外食ってスペシャル…。
出来るだけ仕切り多めの半個室で、こいちゃんが食べたいと思うものを考えたら「ラーメン屋に行こうか！」と言うことになった。

濃い～いラーメンが食べたいこいちゃん達とは裏腹に、私はラーメン屋に来て雑炊を注文。
連日の気温の変動に体調を崩し気味で、胃腸が弱っている…なんでみんなは平気なのだろう。

ラーメンもとっても美味しそうだったが、雑炊も大変美味しかった。
さて、この後こいちゃんと私はネイルサロンに行くことに。
こいちゃんと違ってパソコンを打たなければいけない私はぎりぎりまで切り詰めた短いネイル。
爪が割れなくていい！マニュキアみたいに手間がいらない！と言う実に単純な理由でお願いするネイルデザインはシンプルそのもの。

テンション高めのこいちゃんには申し訳ないが母はおしゃれは二の次なのだ…。

さて、ネイルサロンから帰って来たら今度は晩御飯を食べずにすぐ出ていくことに。
当分こいちゃんとも一緒に食べられないんだからねー…を口実に楽しまくりの私である。

先に運ばれてきたガーリックトーストを皆で食べる。
ガーリックの風味に刺激され、だんだんお腹が空いてきた！

こいちゃん達が頼んだ迫力ドーンな大俵ハンバーグ。

少々ぼけてしまったが、こちらのにんにくゴロゴロソースをかけて頂くらしい。

私は少しだけカロリー控えめ（？）おろしハンバーグ。
これが美味しくて！
あー、胃腸が悪いとか気のせいだったなと思う瞬間である。

皆で食べるために頼んだポテトもがっつり食べてしまった。
これならご飯を頼めば良かったかな…みんなごめんね。

ハンバーグにソースをかけるこいちゃん。

ゴロリと転がるニンニクが迫力のビジュアル。

美味しくないわけがない！

ホックホクのニンニクに舌鼓のこいちゃんいっくん。

いっくんは数か月前の健康診断でMBI値が低すぎて病院に行くように書類を貰って帰って来てしまった…。
本人曰く「俺自身もこんなの貰って困ってる。食べてるのにやせるんだから仕方ない。これ以上どうしようもない！」と言う事なので私もしつこく食べろと言えない。
伴侶も「自分がいっくんくらいの頃はこんな風にガリガリだった。」と言うから、年齢が上がれば太ってくるのだろうと考えるようにして、あまり神経質に考えないようにしている。
うーん、全て効率よく吸収する自分の体と比べて随分羨ましい体質だと思うが、なんでもいいからとにかく食べてもらわないと…。

こいちゃんのように一人暮らししてしまえば自分の考えで食事をとらなければいけないのだから、ヤキモキしても仕方ない。

と言いつつ、ご飯一つで一喜一憂、親って面倒臭い生き物である。