一つでもグレードの高いCAPで参加したい子供たちの気持ち、よく判る。
そのために、毎月課題を提出し、何とかクリアしてきたが、最後の課題はテレフォンCAPで、直接先生とのテストである。
私も子供も気合が入る。
1週間練習を繰り返しこいちゃんは無難にクリア出来る状態まで仕上げたが、前日になってもなかなか完璧に答えられないいっくん…。
繰り返すうち集中力も切れ、ダルダル状態のいっくんに私も「うんざり…」モードに。
「英語嫌いになるんじゃない!?」と思うぎりぎりのレッスンを、なんと30回以上も続けたのだ。
翌日のテストに間に合わせたい私の厳しいレッスンに時折声を震わせながら答え、私に隠れるように涙をぬぐういっくん。
それでも「もうやめる」と投げ出さなかったのはやっぱりライムのCAPが本当にほしかったからかもしれない。
そしていよいよテレフォンCAPとなり、無難にテストを終了したこいちゃんがいっくんに電話を代わる。
ドキドキして見守る私の隣で何とか先生の質問に答えていたいっくんだが、リハでも何度も間違えた箇所(a lot ofを manyと答えてしまう)でとまってしまったのだ。
そして、「many…」と答えてしまったのだった。
終わった………。
がっくりする私の隣で
「なんか変…」と思ったらしいいっくんが「a lot of」と言いなおしたのだ。
そして結果は…。
先生に代わった私に告げられた「PASS!!」の言葉!!
いっくんが正しい答えを言い直したのが、合格につながったらしい。
「PASS!?」と聞き返す私の声を聞いて、二人は声を殺し手を取り合って飛び跳ねた。
電話を切った私は二人を抱きしめ「おめでとう!!」と褒めた。
「やったー!!やったー!!」と叫びつつ、二人とも私にしがみついていた。
3人の気持ちが同じ方向を向いてつながり、むくわれた瞬間である。
「厳しくしたのに、よく途中で投げ出さなかったね!!」といっくんの頭を撫でるといっくんは私を見ながら
「お母さん…。怒ってくれてありがとう…!」と何度も笑顔で言うのだ。
その言葉に感動するやら、申し訳ないやら…。
DWEをしていると、正直親も、子も、やめたいと思うときやサボりたい時もあるのだが、ゆっくりでも成功体験を増やして自信につなげてあげられることが大事なのかもしれない。
親もこんな体験が出来るから、モチベーションも上がって、子供と頑張れる。
ディズニー英語システムをしていて本当に良かったと思う瞬間である。
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台風一過

☆ユメ☆
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