9時過ぎに到着したが、入り口はすごい人だかり。
どうやら、小学校がお休みだったのはうちだけではなかった様子で、子供たちがとっても多い。
いっくんは来る前から楽しみにしていた「ジュラシックパークザライド」が設備の点検中で、数日間休止中と聞いて、がっくり。
いつまでも
「乗りたいー」と駄々をこねていた。
とりあえず「スペースファンタジーザ・ライド」に乗ろうと、荷物を預けて入り口に向かったところ、突然いっくんが
「ぼくはいやや~」

どうしてジュラシックパークライドが乗れるのに、そっちに乗れないのか不思議だが、とりあえず中央にあった噴水で出てくるまで時間をつぶすことに…。

4人で乗った後、こいちゃんと伴侶は「ジョーズ」に行くと言ったのだがいっくんは
「いかない!」
と言い、結局「ペパーミントパティのスタントスライド」を何度も繰り返し乗り続けた。
「ジョーズ」も乗ったこいちゃんと伴侶は「ウォーターワールド」にも行き、スリルを満喫。
「ペパーミントパティのスタントスライド」に乗りすぎたいっくんと私は開演時間に間に合わず、残念ながら見送ることに。
いっくんは諦めきれない「ジュラシックパークザライド」のアトラクションの入り口にたたずみ、しばしウロウロ…。
本当に、よほど乗りたかったようである。
時間はお昼時。
出口を出てすぐのモスバーガーで簡単に済ませることにした。


「バナナむき(ハンバーガーを食べる際の紙の開け方をこう呼ぶ)して~」と言うので開けてやると、がつがつと食べて、ニンマリ…。

再入場して…

見ていなかった私といっくんに加えて、こいちゃんも
「もう一度みたい!」と言ったので行くことになった。

楽しげなムードで始まったが…。


「あうぅ!!あうぅう!!」とわけのわからないうめき声を上げながら必死に避難しようとする。
全て知っているこいちゃんは、
「あれは、悪者で~、こっちはいいもんで~」と冷静に説明しようとするもいっくん、聞く余裕なし!

水は散るし、爆音はすぐ後ろを突っ切るしで、(もしかしたら自分も流れ弾でやられるかもしれない)くらいの勢いで怯えまくった。

「しぼうっ!?しぼうっ!?(死亡のこと…)」と聞いた。
んなわけないじゃん!?
最後は悪者をやっつけ、全てが終わると、一同が挨拶に出てきて、「しぼう」は一人もいなかったことがわかり、いっくんも胸をなでおろしたのだ。
伴侶とこいちゃんは「スパイダーマン」に向かったが、やはり乗りたくないいっくん…。
私といっくんは「スヌーピーのグレートレース」と言うジェットコースターに乗ろうと歩き出したが、ここで禁断症状が…。
「牛乳が飲みたいー!!」(朝から1滴も飲んでいなかった)
とパーク内を探し回り、「ミルクシェイク」をしっかり溶かしたもので妥協してもらうことに…。

それぞれのアトラクションを消化して、再び4人で合流。
「ピーターパンのネバーランド」を楽しんだ。

相当な危険職だ…。
この後、また「スペースファンタージーザライド」に乗りたいこいちゃんと別れて歩き出したが、どこに行くべきか、パンフレットを眺めながらいっくんも迷う…。

何しろジェットコースターがらみのアトラクションだけでなく、
「3Dいや!4Dいや!怖い!無理!!」と、かなりストライクゾーンが狭いのでどうしようもない。
仕方なく「ペパーミントパティのスタントスライド」をまた、何度も乗ることに…。
いっくんが楽しかったようなので、何度も付き合ったが、その間こいちゃんは、以前直前で逃げ出した「バックトゥーザフューチャー」にも乗り、着々と経験値を上げていたようである。

さらにその後、「スペースファンタジーザライド」をまた乗りに言ったというから、相当ハマったようである。
さて、いっくんはと言うと、とうとう牛乳を販売している売店を発見し、狂喜乱舞。
ニヤニヤしながらパックにストローを刺し…。
「んぱぁ~!!!」と堪能。
「やっぱり、牛乳が美味しい…」と大満足、充電完了と言ったところである。



帰り道の車の中で、嬉しそうに爪を切っていた…。
大人も子供も、くたくたになるまで歩いたので、翌日はちゃんと起きられるのか不安である。
4人で来たのに、一緒に乗ったアトラクションはほんのわずか…。
言うまでもなく、ヘタれのいっくんのせいなわけだが、いつかは4人で大笑いしながら、色々なアトラクションに乗れる日がくる!と信じている…。