高坂農園~農園主の独り言~

南信州阿智村で、お米と有機野菜を作っています

共同作業

2013-10-31 23:49:30 | インポート
 今年も残すところあと2か月になりました。
 朝は明るくなるのが遅くなり、夕方も暗くなるのが早くなり先日は初霜もありました。いよいよ冬間近という感じです。畑はようやく秋野菜も出揃ってきて、11月はもう一山忙しい月になりそうなかんじです。先日は台風18号でいたんだ井水の復旧作業を地区の人たちで行いました。サイフォンと言って、水路の地下を通して流している場所で、竪穴3mそこから道路の下を10m横に進んでまた竪穴2m位で上に戻っている個所です。ここがすべて砂が詰まってしまいました。特殊な作業機でも頼まなければ無理じゃないかなとかみんなで言いながらの作業でしたが、竪穴の砂を出して水を流したら、見事横穴の砂も圧力で押し出して復旧しました。業者に外注したり補助金で直すという手もあったと思いますが、自分たちで治せて充実感も大きく改めて井水への愛着もわいた感じです。

 先日義父が来てたくさんになったインコのために大きな鳥小屋を作ってくれました。(2階式で1階はモルモット小屋)インコたちは広くなった部屋で喜んでいるようです。
キウイももう少しで収穫時期になりました。今年は春先の凍霜害で着果が少なかったのですが、そのおかげでか実がいつもの年より大きめ(一般的なサイズ)になりました。



最近の畑

2013-10-22 22:35:29 | インポート
久しぶりの更新で畑はもうすっかり秋野菜一色です。

今年は雨の降り方が極端で、3週間くらい雨がなかったと思うと、台風で大雨がきたり、降り始めるとつづけて降る・・みたいな感じです。特にこの地域での台風18号の影響は大きく、大小合わせて村内300か所くらいが土砂崩れなどがあったそうです。うちの田畑を潤してくれている井水も大きな打撃を受けて、来春の田んぼつくりまでにどこまで治せるか・・という状況のようです。
今年の秋作は、雨の少なかった時期に思うように野菜が生育してくれず、ブロッコリーなどは遅れ気味。虫も多い(これは畑によって差があるので、土の違いが大きいかもしれません)。また直播する葉物も、干ばつの時が播種時期だったものは芽が出なかったりで、不揃いな畑になってしまいました。それでも、原因は天候だけでなく、土の良しあしも結構大きいのかなという気がしています。今季はもみ殻を堆肥化したり、燻炭にしたりして畑に入れようと、せっせとライスセンターからもらってきています。今後土つくりのためにもう少し機械化なども考えていかなければ・・せめて自分でしっかりし堆肥つくりをしていきたいな~と改めて思います。


大根は今週から少しだけ収穫はじめです。このところの雨で一気に太りましたが、それでもまだ細めです。ブロッコリーはばらつきが多くてどのくらい収穫できるか不安です。

後半戦の小松菜畑です。10月初めから3週間とってきた最初の畑は、虫が多くて播いた分の半分くらいしか収穫・出荷できませんでした。畑の選定・土つくりが要因だったかなと大いに反省です。写真の畑は播種したころまったく雨が降っておらず、灌水したのですが水ムラが多くてとてもばらつきのある生育です・・。こうなると収穫作業が倍も時間がかかってしまいます。サニーレタスは、雨降りの後一気に大きくなってきました。あとは寒さ(霜)との競争です。

 今年も村内一周駅伝があります。農家の集まりでは参加が厳しいということで、今年は地元のチームで出ることにしました(補欠かも)。子供も上2人が走る予定なのでこれから1か月は一緒に練習です。気づけば食欲の秋、体がしまりのある夏モードから、寒さにも強い冬モードに変わりつつあるので、何とかジョギングで食い止めたいな・・と思います。