07大阪世界陸上が終わって、1週間。男子100mで完敗(3位)のパウエル選手(ジャマイカ)が、(その鬱憤を晴らすかのように)世界新記録を出したというニュース。
http://sports.nifty.com/cs/headline/details/ec-rt-JAPAN-277895/1.htm
***************
2007年9月2日23:00加筆 (世界陸上:大阪大会が終わって)
この1週間、特に、ここ数日間は、テレビの前から離れられなかった。
何がこんなに魅きつけるのか、どうして涙が溢れてくるのか、
放送の最後に、生のパフォーマンスの実況や解説を伝えてくれてきた方々の
それぞれのコメントにそれがちりばめられていたように思う。
良いと思うことを達成するため(ルールに遵って)
自身の最善を尽くす努力を日々続け、
晴の場にてそれを精一杯表現しようと、
競技に(それこそ)死力を尽くす姿。
また、それを陰で支え続けたきた方々の大きな応援(声援)。
これらのハーモニーが、あたかも共鳴を繰り返して
真に素晴らしい場面場面を作り上げていく。
現場にいなくても、いや、現場では見逃してしまうかもしれない場面を
映像は的確に表情豊かにみせてくれた。
大会の運営をまとめてくれた関係者、それを支えた多くのボランティアの方々。
思いつくごとに、頭がさがり、
自身をも鼓舞していくエネルギーが増していくのを感じた。
そして、思った。
「良いと思うこと(ルールに遵って)自身の最善を尽くす努力を日々続けること」こそ
真の意味での勉強なのだろう、と。
この意味での勉強で得たモノこそ、生涯身につく宝なのだろう、と。
そして、このような目標に向かう限り、暇を持て余すことなど有り得ない、と。
休憩や休息をもトレーニングの一部、体に順応するための時間を与えるために必要な時間であり、そのために必要不可欠な栄養補給の研究も怠らなず、真摯に教えを受ける。
これを続けてしまう人を「○○中毒」という人もいるかもしれない。
しかし、このために本当の意味で実害を被るコトがあれば、
ルールが改められていくことだろう。
本当に素晴らしい世界を感じさせてもらった。
私も、「おおきに ありがたきことに 感謝いたします。」 kouka
////////////////////////////////
大阪で開催されている世界陸上で、俟ちにまってた嬉しいニュース。
早速、ニュースになっていた! 悪循環(大きな応援と選手の力み)に陥っていた陸上競技の成績でアジア新を出したのは、ナカマ意識(連帯責任?)が大きく影響するリレー競技であった。そういえば、マラソン男子も総合では(単なるタイムの合計ではあるが)金メダルを獲得できていた・・・。
男子400mリレー日本新で決勝へ…110m障害は劉翔V(読売新聞)
400mリレー予選で日本新記録を樹立、決勝へ進んだ日本チーム(大阪・長居陸上競技場で)
陸上の第11回世界選手権大阪大会第7日は31日夜、大阪・長居陸上競技場で男子四百メートルリレーの予選が行われ、日本(塚原、末続、高平、朝原)は38秒21の日本新記録をマークし、全体の3着で決勝(1日)進出を決めた。
今大会での日本新は初めて。従来の記録はシドニー五輪準決勝などで記録した38秒31。
男子百十メートル障害は決勝があり、世界記録(12秒88)保持者の劉翔(中国)が12秒95の好タイムで世界選手権では初となる金メダルを獲得した。
男子四百メートル決勝は、ジェレミー・ウォリナー(米)が世界歴代3位となる43秒45で制して連覇を達成。女子二百メートルはアリソン・フェリックス(米)が今季世界最高の21秒81で連覇、百メートルとの2冠を狙ったベロニカ・キャンベル(ジャマイカ)は22秒34で2位だった。
[読売新聞:2007/08/31 22:48]
以下、(2007-08-30 20:00:01)に記述
真夏の大阪で行われている世界陸上選手権大会。男子マラソンを皮切りにトラック、フィールドのいろんな種目が行われている。
競技に怪我などの不慮の事故がつきものであることは承知しているが、暑さゆえか、はたまた独特の(早いといわれる)トラックに被覆してある樹脂も加担しているのか、思わぬ肉離れや転倒が目にあまるように感じた。
人体のバランスは非常に微妙なものであり、その体内におけるいろんなミネラル分の濃度が僅かに変化しただけでいろんな不調が現れるらしい。この日のためにと、激しいつらい訓練を積んできた選手たち。気力は充実しすぎるほどに高まっていることだろう。そして、わずかな不調など感じないくらいに高ぶった状態になっているに違いない。危険信号を無視する状態を作り上げているともいえるのかもしれない。だから、本当に体が(程度の差はあれ)壊れて(故障して)しまうまで頑張ってしまう、いや、頑張らざるをえないのであろう・・・。
気温という絶対的な数値が変化すると、その環境に適応しようとする能力に人類は優れているに違いあるまい。しかし、それには時間がかかり補給すべき栄養素?も変わらざるをえなくなることだろう・・・。
ところで、昨日の朝日新聞P29(生活面)に「熱中症・感染症深刻に」という見出しの記事があった。抜粋で書き留めておこう。
>記録的な猛暑になったこの夏、熱中症で多数の死者が出たり、農作物にも影響が出始めたりしている。いずれも、地球温暖化が進めば、きっと起きると予想され
ていたことだった。ただ、実際の「温暖化後の世界」はこの程度では済まされないというのが専門家の見方。冬場の異変を追った企画「温暖化後はこんな夏?」に続き、深刻な未来が垣間見える夏の列島を歩いた。(須藤大輔、桜井林太郎)
・・・・ 熱中症は、東京では最高気温が35度を超えると患者が急増するとされる。環境小児よると、東京23区内で熱中症で運ばれた人は昨年は374人だったが、今年は20日現在の速報値で625人と大幅に増えている。
気象庁によると、35度以上の猛暑日は、70年代までは全国各地で年平均1日ほどだったが、80年代後半から増加。最近は70年代までの約3倍になっている。国内で40度以上の気温を観測したのは昨年までの過去80年で12回あり、うち9回が90年代以降の観測。さらに今年8月15日からの3日間だけで7ヵ所も増えた。・・・
「食中毒・デング熱も警戒」
温暖化で問題になるのは熱中症ばかりではない。気温が1度上昇すると、O-157など病原性大腸菌による腸炎のリスクが4.6%上がると推定する研究もある。・・・・
実際、全国的にも今年は多い。国立感染症研究所によると、O-157を含む腸管出血性大腸菌感染症は8月12日までに2123件が報告され、01年以来6年ぶりに2千件を超えるハイペースだ。・・・
国立感染症研究所の小林睦生・昆虫医科学部長は、蚊が媒介する病気の流行の危険地域が拡大することを懸念する。
例えば、1940年代に西日本で流行したデング熱を媒介するヒトスジシマカの生息確認地域は、今は秋田、岩手県まで北上。2035年には津軽半島全域、2100年には札幌まで広がるという。・・・
「社会・生活様式の見直しが必要に」
・・・・さらに報告書(IPCC)は今すぐ世界の温室効果ガスの排出量をゼロにしても、」これまで出してきたガスで、今世紀末には世界の平均気温は今より0.6度上がると予測し、「不可避的である温暖化から生じる影響に取り組む必要がある」と結論づけている。
二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を減らして温暖化の進行を食い止めることは大事だが、一方で、海面上昇に備えて堤防を高くするなど実際に進んでしまう温暖化の影響を回避するために社会や経済、ライフスタイルを変える「適応」も必要とされる。・・・
・・・・
国立環境研究所の原沢英夫・社会環境システム研究領域長は「例えば熱中症対策には、情報提供だけではなく、緑化や水場を生かした都市計画やライフスタイルから見直さなくてはならないだろう」と指摘する。
http://sports.nifty.com/cs/headline/details/ec-rt-JAPAN-277895/1.htm
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2007年9月2日23:00加筆 (世界陸上:大阪大会が終わって)
この1週間、特に、ここ数日間は、テレビの前から離れられなかった。
何がこんなに魅きつけるのか、どうして涙が溢れてくるのか、
放送の最後に、生のパフォーマンスの実況や解説を伝えてくれてきた方々の
それぞれのコメントにそれがちりばめられていたように思う。
良いと思うことを達成するため(ルールに遵って)
自身の最善を尽くす努力を日々続け、
晴の場にてそれを精一杯表現しようと、
競技に(それこそ)死力を尽くす姿。
また、それを陰で支え続けたきた方々の大きな応援(声援)。
これらのハーモニーが、あたかも共鳴を繰り返して
真に素晴らしい場面場面を作り上げていく。
現場にいなくても、いや、現場では見逃してしまうかもしれない場面を
映像は的確に表情豊かにみせてくれた。
大会の運営をまとめてくれた関係者、それを支えた多くのボランティアの方々。
思いつくごとに、頭がさがり、
自身をも鼓舞していくエネルギーが増していくのを感じた。
そして、思った。
「良いと思うこと(ルールに遵って)自身の最善を尽くす努力を日々続けること」こそ
真の意味での勉強なのだろう、と。
この意味での勉強で得たモノこそ、生涯身につく宝なのだろう、と。
そして、このような目標に向かう限り、暇を持て余すことなど有り得ない、と。
休憩や休息をもトレーニングの一部、体に順応するための時間を与えるために必要な時間であり、そのために必要不可欠な栄養補給の研究も怠らなず、真摯に教えを受ける。
これを続けてしまう人を「○○中毒」という人もいるかもしれない。
しかし、このために本当の意味で実害を被るコトがあれば、
ルールが改められていくことだろう。
本当に素晴らしい世界を感じさせてもらった。
私も、「おおきに ありがたきことに 感謝いたします。」 kouka
////////////////////////////////
大阪で開催されている世界陸上で、俟ちにまってた嬉しいニュース。
早速、ニュースになっていた! 悪循環(大きな応援と選手の力み)に陥っていた陸上競技の成績でアジア新を出したのは、ナカマ意識(連帯責任?)が大きく影響するリレー競技であった。そういえば、マラソン男子も総合では(単なるタイムの合計ではあるが)金メダルを獲得できていた・・・。
男子400mリレー日本新で決勝へ…110m障害は劉翔V(読売新聞)
400mリレー予選で日本新記録を樹立、決勝へ進んだ日本チーム(大阪・長居陸上競技場で)
陸上の第11回世界選手権大阪大会第7日は31日夜、大阪・長居陸上競技場で男子四百メートルリレーの予選が行われ、日本(塚原、末続、高平、朝原)は38秒21の日本新記録をマークし、全体の3着で決勝(1日)進出を決めた。
今大会での日本新は初めて。従来の記録はシドニー五輪準決勝などで記録した38秒31。
男子百十メートル障害は決勝があり、世界記録(12秒88)保持者の劉翔(中国)が12秒95の好タイムで世界選手権では初となる金メダルを獲得した。
男子四百メートル決勝は、ジェレミー・ウォリナー(米)が世界歴代3位となる43秒45で制して連覇を達成。女子二百メートルはアリソン・フェリックス(米)が今季世界最高の21秒81で連覇、百メートルとの2冠を狙ったベロニカ・キャンベル(ジャマイカ)は22秒34で2位だった。
[読売新聞:2007/08/31 22:48]
以下、(2007-08-30 20:00:01)に記述
真夏の大阪で行われている世界陸上選手権大会。男子マラソンを皮切りにトラック、フィールドのいろんな種目が行われている。
競技に怪我などの不慮の事故がつきものであることは承知しているが、暑さゆえか、はたまた独特の(早いといわれる)トラックに被覆してある樹脂も加担しているのか、思わぬ肉離れや転倒が目にあまるように感じた。
人体のバランスは非常に微妙なものであり、その体内におけるいろんなミネラル分の濃度が僅かに変化しただけでいろんな不調が現れるらしい。この日のためにと、激しいつらい訓練を積んできた選手たち。気力は充実しすぎるほどに高まっていることだろう。そして、わずかな不調など感じないくらいに高ぶった状態になっているに違いない。危険信号を無視する状態を作り上げているともいえるのかもしれない。だから、本当に体が(程度の差はあれ)壊れて(故障して)しまうまで頑張ってしまう、いや、頑張らざるをえないのであろう・・・。
気温という絶対的な数値が変化すると、その環境に適応しようとする能力に人類は優れているに違いあるまい。しかし、それには時間がかかり補給すべき栄養素?も変わらざるをえなくなることだろう・・・。
ところで、昨日の朝日新聞P29(生活面)に「熱中症・感染症深刻に」という見出しの記事があった。抜粋で書き留めておこう。
>記録的な猛暑になったこの夏、熱中症で多数の死者が出たり、農作物にも影響が出始めたりしている。いずれも、地球温暖化が進めば、きっと起きると予想され
ていたことだった。ただ、実際の「温暖化後の世界」はこの程度では済まされないというのが専門家の見方。冬場の異変を追った企画「温暖化後はこんな夏?」に続き、深刻な未来が垣間見える夏の列島を歩いた。(須藤大輔、桜井林太郎)
・・・・ 熱中症は、東京では最高気温が35度を超えると患者が急増するとされる。環境小児よると、東京23区内で熱中症で運ばれた人は昨年は374人だったが、今年は20日現在の速報値で625人と大幅に増えている。
気象庁によると、35度以上の猛暑日は、70年代までは全国各地で年平均1日ほどだったが、80年代後半から増加。最近は70年代までの約3倍になっている。国内で40度以上の気温を観測したのは昨年までの過去80年で12回あり、うち9回が90年代以降の観測。さらに今年8月15日からの3日間だけで7ヵ所も増えた。・・・
「食中毒・デング熱も警戒」
温暖化で問題になるのは熱中症ばかりではない。気温が1度上昇すると、O-157など病原性大腸菌による腸炎のリスクが4.6%上がると推定する研究もある。・・・・
実際、全国的にも今年は多い。国立感染症研究所によると、O-157を含む腸管出血性大腸菌感染症は8月12日までに2123件が報告され、01年以来6年ぶりに2千件を超えるハイペースだ。・・・
国立感染症研究所の小林睦生・昆虫医科学部長は、蚊が媒介する病気の流行の危険地域が拡大することを懸念する。
例えば、1940年代に西日本で流行したデング熱を媒介するヒトスジシマカの生息確認地域は、今は秋田、岩手県まで北上。2035年には津軽半島全域、2100年には札幌まで広がるという。・・・
「社会・生活様式の見直しが必要に」
・・・・さらに報告書(IPCC)は今すぐ世界の温室効果ガスの排出量をゼロにしても、」これまで出してきたガスで、今世紀末には世界の平均気温は今より0.6度上がると予測し、「不可避的である温暖化から生じる影響に取り組む必要がある」と結論づけている。
二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を減らして温暖化の進行を食い止めることは大事だが、一方で、海面上昇に備えて堤防を高くするなど実際に進んでしまう温暖化の影響を回避するために社会や経済、ライフスタイルを変える「適応」も必要とされる。・・・
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国立環境研究所の原沢英夫・社会環境システム研究領域長は「例えば熱中症対策には、情報提供だけではなく、緑化や水場を生かした都市計画やライフスタイルから見直さなくてはならないだろう」と指摘する。
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