はぐれぼけぼうし

鹿児島拠点の日記をメモ的に残す。

屋久島に新造フェリー投入へ←屋久島へ貨物直航便就航

2007年12月15日 11時29分02秒 | 社会環境とともに

@南日本新聞HPによると、

 市丸グループ 屋久島に新造フェリー投入へ」(12/15 07:57)  

 http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=8174

 >>以下、記事のコピー。

 

  種子・屋久航路に高速船やフェリーを運航する市丸グループ(鹿児島市、市丸良一社長)がフェリーを新造、2010年にも鹿児島-屋久島間へ就航させることが14日、分かった。フェリー調達で、「人も車も運ぶ」という国のサービス基準を自社で満たせることになり、高速船「ロケット」の安定的運航を確保できるほか、生活航路として島民の利便性も高まるとみられる。 同社は現在、「フェリー屋久島2」(3392トン)を持つ折田汽船(同、折田辰弘社長)と共同運航協定を結んでサービス基準をクリア、高速船を就航させている。今夏、同汽船が民事再生法を申請し、今後の動向が不透明なため、市丸側の対応が注目されていた。 市丸社長によると、新しいフェリーは、同社が現在鹿児島-種子島間に就航させている「プリンセスわかさ」(1844トン)より全長をやや伸ばし、荷物や車両を多く積めるようにする。定員は100-150人を予定。わかさは定員222人(最大定員462人)、航送車両約40台。 わかさを建造した宮城県石巻市の造船所に既に仮発注。2010年初めに作業に入り、12月には就航させる計画。建造費は20億円以上となる見込み。 新フェリー就航までに、折田汽船に不測の事態が生じ、フェリー屋久島2の運航ができなくなった場合、わかさを回して対応する。種子島と屋久島を1日置きに運航しサービス基準をクリアするという。 市丸社長は「利用者増が予想される九州新幹線の全線開業前には新フェリーを屋久島に就航させたい。島民にも安心して利用してもらいたい」と話している。 同社はまた来年1月半ばから2カ月ほどかけてわかさを改造。1億5000万円を投じて大型重機類やバスなど収容できるようにする。

 ********以下、2007-12-03 10:19:31におけるメモ。

@南日本新聞HPによると、

「岩崎グループ 屋久島へ貨物直航便就航 & 高速船(トッピー)を 市丸(ロケット)と同額に」(12/02 07:45)

  http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=7950

 >> 離島の多い鹿児島県では、離島航路は大きな生活問題であろう。私企業の努力だけでは如何ともしがたい要素が多々あろう。 多くの方々が癒しに訪れられる屋久島でも観光客の落とす「金銭や交流効果」と「ゴミなどのマイナス要因」をハカリにかけたりすると「利に疎い*」方々が負担を被っておられるコトは明らかであろう。

(*「利」についての kouka の見方は、

  http://blog.goo.ne.jp/kouka-h/e/69aa166f6ace12686bc7acbcf46cb9a3  )

 +++++以下、南日本新聞HP記事のコピー。

 >>種子・屋久航路に高速船やフェリーを運航する岩崎グループ(鹿児島市、岩崎芳太郎社長)は1日、鹿児島と屋久島間を直接結ぶ定期貨物船を新たに就航させた。日曜運休で1日1往復する。 岩崎によると、当面は長崎・大石海運所有の貨物フェリー第五美咲(458トン)と利用運送契約を結び、荷役はグループ会社の鹿商海運が賄う。 午前9時半に同市の谷山港を出港、午後3時半に屋久島・宮之浦港に到着。1時間後に同港を出て10時半に鹿児島に戻る。就航初日の1日は、車両や建設資材、雑貨などを載せ定刻に出港した。 同航路には、今夏民事再生法適用を申請した折田汽船のフェリー屋久島2(3392トン)が既に就航中。岩崎によると、今回の貨物便は特に屋久島からの使い勝手を考えたダイヤといい、今後かんきつ類や水産物など中心に需要を見込んでいるという。 岩崎グループはまた、同日から高速船トッピーの料金を、競合する市丸グループのロケットと同額に値下げした。 同市の鹿児島港本港区南ふ頭の高速船ターミナルで、種子島行きトッピーを待つ西之表市の自営業女性は「安くなるのはありがたいが、どちらの会社も経営が成り立つようにしてほしい」と不安そうに話した。<<

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 輸送ダンピングで思い出したのは、城山三郎氏による「雄気堂々」(*)だったと思うが、岩崎・三菱と渋沢栄一率いる日本郵船との明治半ばでのダンピング合戦。ライバルを潰すための値下げ合戦は、ある意味、利用者を一時的に利するコトにはなった。 そのとき、その先を見越して(予想して)郵送費を固定費として考えずに、正常と思われる輸送費にて裏帳簿にて資金をプール・運用することが(いわゆる)会社の生き残りにつながっただろうコト、は当然予想される。その裏帳簿にて所得税用の申告をすれば税務署に目をつけられるのは当然だが、裏は裏として(経営ノウハウとして)公表せずに必要以上の贅沢をしないことが、商い(飽きない:アキナイ)の継続につながったコトでありましょう・・・。

  以上、短いながらも経営管理に携わった(志した)者の一意見として、読み流してくださいませ。 (12月4日朝)

  *「雄気堂々」について、

 http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%84%E6%B0%97%E5%A0%82%E3%80%85%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%9F%8E%E5%B1%B1-%E4%B8%89%E9%83%8E/dp/4101133034  



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