一般社団法人 新潟県言語聴覚士会

新潟県言語聴覚士会は、コミュニケーションの面から豊かな生活が送れるよう、ことばや聴こえに問題をもつ方とご家族を支援します

地域リハ活動支援推進のための人材育成研修が開催されました。

2017-10-30 05:54:20 | 日記

H29年10月28日に長岡市さいわいプラザにて地域リハ活動推進のための人材育成研修 初期研修『介護予防コース』と導入研修『地域ケアコース』が開催されました。

介護保険領域で以外働く言語聴覚士の参加が多く、介護保険のイロハから学びました。

地域包括ケアシステムとは何か?

地域ケア会議とはどんな内容で、どんな考えの基、どのように進めていくのか?

等々最近聞き始めた事柄などについても学ぶことができました。

 県内でも開催されている地域ケア会議ですが、H29年11月から県内でも言語聴覚士など関連職種6職種が参加する新しいモデルでの

地域ケア会議が始まります。皆さんのお住まい、職場の市区町村でも開催され、参加依頼が来るかもしれません。

その際にはご協力の程よろしくお願いいたします。

 参加した皆さん、研修お疲れ様でした。

 


第2回研修会 症例検討会と専門講座「認知症と摂食嚥下リハビリテーション」が開催されました

2017-10-25 22:41:36 | 日記

平成29年10月9日、午前中は症例検討会として2症例、午後は大阪大学の野原先生による講義「認知症高齢者の摂食嚥下リハビリテーション」に参加しました。

新潟医療福祉大学にて開催され、当日は大学内で学園祭が開催されており、少しだけ学生気分を味わえました。

午前中の症例検討の際には、冷静に症例を分析することを改めて学び、自分の臨床を振り返るよい機会となりました。

午後の講義にはSTの他、約5名程の歯科衛生士さんが参加されました。

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症などの判別や対応方法などをわかりやすくかつ楽しく講義していただきました。

今回学んだ内容はSTだけでなく患者様に関わる多職種が共有する必要性を感じました。

また、野原先生が講義の中で私達に話していたわかりやすい伝え方も他職種への伝達方法として、とても勉強になりました。早速臨床に活かしたいと思います。            


一般社団法人新潟県言語聴覚士会設立総会

2017-10-09 12:14:27 | 日記

 10月1日に新潟市民病院にて新潟県言語聴覚士会平成29年度臨時総会(解散総会)と一般社団法人新潟県言語聴覚士会設立総会が開催されました。厳粛な雰囲気の中、53名の参加を頂き、賛成多数で新潟県言語聴覚士会の解散や一般社団法人新潟県言語聴覚士会の設立が決定されました。そののちに、新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野の井上誠教授から記念講演「嚥下障害 世界の動向から言語聴覚士に求められること」というご講演をいただきました。舌力と咀嚼が嚥下障害における研究と臨床での今後の大きなテーマになるとのことでした。飲み込む能力が低下すると、噛む能力も低下するわけではないという先生のお話を聞いていると、日頃の臨床でも、いくつか思い当たる症例がありました。安易な食形態の変更は、食べる人のできる能力までも奪ってしまうことを振り返るよい機会となりました。


すこやか・ともしびまつり2017

2017-10-09 12:10:42 | 日記

 言語聴覚週間の取り組みも兼ねて、9月16、17日長岡市で開催された福祉と健康の祭典「すこやか・ともしびまつり2017」にブース出展し、市民に向け言語聴覚士の仕事や役割を大いにアピールしました。台風18号の接近という悪条件の中、県士会ブースには子供から高齢者まで両日で300人近くが訪れ、コミュニケーションや食支援の相談コーナー、脳トレ、お口の健康チェック体験など大盛況でした。

 「言語聴覚士を初めて知った」という方が多く、まだまだ知名度が低い職種だなと感じる一方「パンを喉に詰まらせそうになった。どうしたら良いか?」など実体験の相談もあり、私たち言語聴覚士をより身近な存在と感じてもらうためには、医療や介護だけでなく生活や健康に焦点を当てたアピールをしていく必要を感じました。


吃音の臨床~幼児期から成人まで~の研修会に参加しました。

2017-10-09 11:57:35 | 日記

平成29年9月3日(日)に長岡市で国立障害者リハビリセンター学院教官の坂田善政先生より、「吃音の臨床~幼児期から成人まで~」の研修会に参加しました。 当日は、言語聴覚士以外の参加も多く、ことばの教室の先生など3割ほど参加がありました。 坂田先生からは「言語聴覚士でさえ、吃音は苦手なので・・あまり良く知らないので・・と言ってしまう。失語症や嚥下障害で同じことが言えますか?言語聴覚士なら必ずできることがあります。」と、一歩踏み出し向かい合うことの大切さなどと数多くの症例ビデオや音声を提示していただき、非常にわかりやすく興味の持てる内容でした。 自分も今後は、吃音の臨床に興味を持ちました。臨床の機会に備えたいと思いました。