8月19日、京都の岩船寺へ百日紅(サルスベリ)を見に行きました。
このお寺は紫陽花の名所として知られていますが、百日紅も寺の静かで落ち着いた雰囲気にとてもよく調和していました。
私が見た限りでは3本の百日紅があり、どれも立派な木で、花も美しく咲き誇っていました。
訪れたのは月曜日の午前10時ごろでしたが、帰るまでの間、境内は私一人だけという贅沢な時間を過ごすことができました。
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8月19日、京都の岩船寺へ百日紅(サルスベリ)を見に行きました。
このお寺は紫陽花の名所として知られていますが、百日紅も寺の静かで落ち着いた雰囲気にとてもよく調和していました。
私が見た限りでは3本の百日紅があり、どれも立派な木で、花も美しく咲き誇っていました。
訪れたのは月曜日の午前10時ごろでしたが、帰るまでの間、境内は私一人だけという贅沢な時間を過ごすことができました。
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毎年夏、京都の正寿院で開催される風鈴祭りに出かけています。
道中は真夏の暑さに包まれますが、お寺に着き、風に揺れる風鈴の音色を聞くと心が和らぎ、涼しさを感じます。
風鈴の種類も区分けされていてガラスの色とりどりの色彩が光りに輝いて美しく、風が吹くと短冊が揺れて心地よい涼しさを感じます。
今年は8月14日、お盆の日に訪れました。
たくさんの人々が集まり、それぞれ風鈴の美しさと響きに耳を傾け、夏の風情を楽しんでいました。
庭園 「蛾眉乗雲」
中庭 蘭の花が飾られています。
庭園 「九華青蓮」
「白龍図」
2024年9月4日、京都の建仁寺塔頭である西来院を訪れました。
今年の3月下旬から一般拝観が可能になったばかりです。
西来院の枯山水庭園は、中根庭園研究所によって作庭されたもので、足立美術館庭園の創設者である中根金作氏の孫にあたる方が手がけたそうです。
隣接する建仁寺の伝統的な庭園とは異なり、日本庭園の美しさを保ちながらも、現代的な感性が感じられるデザインです。
本堂の天井を彩る「白龍図」は、中国の著名なビジュアルアーティスト、陳漫(Chen Man)氏によって制作されました。
彼女の独自の視点が、伝統的な禅寺に新たな風を吹き込んでいます。
寺の入り口前には、ブルーボトルコーヒーが出展しており、ここで購入した飲み物を手に、お寺内を拝観することができます。
日本の伝統的な寺院でラテを楽しむことができる場所は、それほど多くはありません。
西来院は、日本古来の禅寺の静謐さと、現代的な斬新さが見事に融合した、魅力的な場所でした。
7月17日、今年も訪れた兵庫県の佐用ひまわり畑は、例年とは異なる風景が広がっていました。
平日のせいか人影はまばらでしたが、夏の太陽が照りつけ、肌を刺すような暑さです。
毎年楽しみにしているひまわり畑ですが、今年はいつもと反対側の山際に咲いていました。
よくよく考えると、こちらが本来の場所だったと思い出しました。
段差のある丘の上という地形は、ひまわりの群生地としては絶好のロケーションです。
様々な角度から花を捉えることができ、まるで絵画のような風景を切り取ることができます。
見渡す限りのひまわり畑は、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたかのよう。
数万本にも及ぶひまわりが、力強く太陽に向かって咲いています。
その光景は、見ているだけで心が躍り、活力が湧いてくるようです。
撮影の合間には、畑の中央に設置されたテントで休憩を取りながら、ゆっくりとひまわりの美しさを堪能しました。
広がる青空と一面のひまわり、そして周囲の緑の山々が織りなす風景は、なぜか懐かしさのあるフォトジェニックな風景でした。
大沢池に映り込んだ雲間に鴨が泳いでいました。
雄大な夏の雲と池の映り込み。
大沢池にはたくさんの水草が。
夏の雲が好きです。
秋のような繊細さはないけれど、雄大で風に吹かれて自由な姿が、青い空とのコントラストを生み出し、私の心を惹きつけます。
毎年、夏の雲を写真に撮るのに訪れるのが、京都の大覚寺です。
広大な大沢池に、青い空が映り込む様子は、格別な美しさです。
先日訪れた際、池一面に浮き草が広がり、水面に映る空は少し霞んでいましたが、それでも夏の風景を切り取ることができました。
宇治の三室戸寺で撮影した蓮の花です。7月に訪れました。
一見すると同じように見える蓮の花ですが、実はこのお寺には多くの種類の蓮があるそうです。
一輪一輪じっくりと撮影していると、それぞれに違いがあることに気づきます。
撮影当日はとても暑く、5分も撮っていると汗が噴き出してきて、休憩が必要でした。
また、日差しが強すぎるとコントラストがきつくなりすぎるため、太陽に少し雲がかかったタイミングを見計らって撮影しました。
その中から3点をアップしてみました。
白砂に島のように植えられた桔梗。趣があります。
京都廬山寺の桔梗風景です。
ここの桔梗は手入れが良いのか、花がいっぱい咲いています。
暑い夏なのに涼しげな紫。
日本らしい花が魅力です。
19時前に流され始めます。
幻想的に浮かんだ灯籠。
今年は風が強すぎて早く流れきってしまいました。
2回くらいに分けて流されるようです。向こう岸に新たな灯籠が見えています。
16日に京都広沢池へ、五山送り火を見に行きました。ここでは、鳥居形と灯籠流しが同時に行われ、その景色がなんとも幻想的です。
初めて行ったのが2008年、もう16年前になります。
午後7時には灯籠流しが始まり、午後8時20分、鳥居形に点火されます。
灯籠が水面をぷかぷかと流れる様子を見ていると、ご先祖様がゆっくりと帰っていくような気持ちになります。
少し風が強くて、向こう岸からこちらに流れてくる灯籠の速度が早かったようですが、
2団、3団とあったようで、鳥居形と灯籠の眺めはなんとも情緒がありました。
7月に青森を旅行しました。特に印象深かったのは、龍飛崎(たっぴざき)です。
龍飛崎は津軽半島の最北端に位置し、津軽海峡に突き出た岬です。
西に日本海、北に津軽海峡、そして東には陸奥湾と、三方を海に囲まれたこの場所は、
強い海風が吹くことから「風の岬」とも呼ばれています。
そのためか山のあちこちに風力発電の風車が建っています。
また、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」が流れる碑が建てられており、ボタンを押すと歌声が岬に響いていました。
私が訪れた時期には、ちょうど紫陽花が咲いていました。
関西で見慣れた紫陽花とは少し違い、寒い気候に耐えたためか、色合いは淡くも、どこか力強さを感じさせるものでした。
インスタグラムで見かけて以来、ずっと気になっていた北山友禅菊。
合掌造りの家と一緒に写っている写真を見て、てっきり美山の里に咲いていると思っていました。
しかし、現地に行ってみると、まったく花が咲いていないのです。
そこで地元の人に聞いてみると、実は美山ではなく、左京区久多に咲いていることがわかりました。
Googleマップによると、そこまで1時間の距離。思い切って出発することにしました。
山の中を走るので、道は急カーブの連続で運転中に少し酔ってしまうほどでしたが、やっとのことで目的地にたどり着きました。
そこに広がっていた景色は、想像していたよりもこじんまりとしていましたが、その美しさは言葉にできないほど。
洋花とは違い、和花にはなんともいえない上品さがあります。
夕日に照らされた北山友禅菊は、まるで輝いているようでした。
少しピークは過ぎていましたが、それでもその美しさは圧倒的でした。