
「冬はスタッドレスタイヤだから燃費が悪い」と聞いたことがありませんか?調べてみるとそうでもないみたい。
そもそも燃費の良し悪しは気温の影響を受けやすく、気温20℃前後が最も効率よく燃焼するので高燃費に寄与するそう。
逆に気温が下がる冬季は燃焼効率が下がり燃費が悪くなる。
その燃費影響値の差は30%以上になるとも。
一方、夏タイヤとスタットレスタイヤの燃費比較については各タイヤメーカーともデータを公表していませんが、某大学の研究室で実証調査したところ、最大で3%程度だったそうです。
タイヤ販売店員の話では「冬はスタッドレスタイヤだから燃費が悪い、という都市伝説は、重いスパイクタイヤを使用していたころの名残ではないか」との事。
「では夏もスタッドレスタイヤのままで良いのでは?」と思われる方に。答えはNOです。スタッドレスタイヤは低気温でも硬くならないゴムが使われており、高温の路面では軟弱すぎてグリップ力が低減し制動距離が延びてしまうので安全面で問題があります。
タイヤは夏冬適切に交換して安全運転に努めましょう。