ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

失敗をさせよう (1)

2014年10月03日 | ●子育て・家族

 
 
先日、ある試験を受けにいく息子が、

例によって腕時計を「貸してくれ」ということがありました。

ふだんは携帯などで時間を見ている彼。

時計は身につけたくないのだそうで、持とうとしません。

 

彼は、「体に色々ついてるのがいやなんだよね」とのこと。

学校でも、上履きを脱ぎ、時にはくつ下まで脱いでいるんだとか。

でもって、面倒なときは、裸足で学校を歩いてるんだとか

(いいんですけど・・・

 ただ、家に入るときは足を洗ってほしいと思った母です

 

どうりで、毎日、素足にサンダルで登校しているのが納得できました。

(校則に沿っているのかどうかも知りませんけど……)

 

そんな彼、

「ほんとは制服も着たくないんだよね。

 パジャマで学校行きたいくらい」

と。

 

そこから、

「そういえば、小学校のとき、パジャマで学校行ったよね~」

という話になりました。




そうなんです

小学校3年生の頃だったか、この息子はなんと、

当時パジャマにしていたド紫色のスウェットの上下で、

学校に行ったことがあるのでした

 

どうでもいい話ですが、

そのスウェットは、アメリカに住む叔母が

日本に来たときに持ってきて、置いていったもの。

彼女は日本人としても小柄な女性なので、

アメリカでは「ジュニアサイズ」の服を選ぶことも多いとか。

で、そのスウェットは、アメリカのジュニアサイズの

ド紫色の、裏フリースのものだったのです。

 

 

ある朝、

「今日はこれを着て学校に行く」

と言い出した末息子に、

私も、きょうだいたちも、一瞬「えッ」でした。

 

「いや~、どう見ても、それ、パジャマだよ」

「笑われちゃうよ]

などなど、一般的な意見噴出でしたが、

なぜか末息子は、それでも、

「これで行く」

というのです。

 

本人は、アメリカのちょっと特別な服、

みたいなイメージを持っていたのかもしれません……


結局私も、そんなに着ていってみたいのなら、ということで、

「じゃ、イッテラッシャイ」

と、全身ド紫色の息子を、学校に送り出したのでした。

 

 

つづく
 

 
 
 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。