庄原市高野町新市873「円正寺」のシダレザクラは、約350年前、往時の住職、乗覚によって植えられたといわれ
、県の天然記念物にも指定されている。桜は境内の鐘楼門を挟んで2本、左の桜の後ろに1本、計3本のしだれ桜
が立ち、県下でも有数の巨木として知られている。また、本堂の裏のヒガンザクラは樹高も際立ち、幹囲も太くみご
となものだ。桜のほかに境内には県内有数のコブシも咲く。
訪れたのは昨日4月25日、見ごろは過ぎ、葉も目立つが、しっとりと落ち着いた、たたずまいは名木に相応しい
ようすであった。
PENTAX K-7 ”雅” + Sigma 10-20mm F4-5.6 で撮っている。