この建物は、母屋、土蔵が一体となった豪壮なたたずまいの建物で、江戸末期の商家である。木造2階建ての母屋は、
入り口からまっすぐに伸びる通り土間に面して、「店の間」「中の間」「奥の間」三室を一列に配し、商家の建築様式並びに
鞆の町家の典型的な間取りといえる。入口の格子や吊り大戸は、建築当初のものに復元した。土蔵は全部和釘(角釘)を
使用し、幕末頃に流行した登り梁造りになっている。
なおこの土蔵は明治末期に移築したものである。その後、明治27年設立の「鞆製網合資会社」の建物となり、魚網製造を
中心に漁具・船具を北海道から東南アジアまで広範囲に販売する会社であった。
PENTAX K-5 ” 雅 ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮影。
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