かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる光景を載せています!

孫と版画展へ

2024-07-20 | 私・家族・ご近所話

 

小学生となった孫も初めての夏休みを迎えました。

 

一学期を終えて、心なしかしっかりとしてきたように感じます。

 

通知表をもらって、嬉しそうに見せてくれる姿がかわいらしかったです。

 

今日は、孫と一緒に木版画の版画展に行きました。

 

 

娘が小学生の孫を連れてきて、お店で待ち合わせをして、ランチを食べました。

 

小学生くらいになると、お店に入っても、落ち着いて食べることができますね。

 

しかし、おしゃれをしてきているので、服を汚さないかと、そちらが心配・・・。

 

 

夏休みの宿題は、あまり出ていないようです。

 

一年生なので、まだまだこれからですね。。。

 

さて、版画展は小さな展示場で、こじんまりと開催されていました。

 

山田喜代春さんと言う版画家の方の展覧会で、ユニークな版画が展示されていました。

 

 

小学生の子どもでも楽しめるような絵がたくさんありました。

 

そんな中、よく知った方の本が一緒に展示してありました。

 

 

高垣忠一郎さんという有名な心理学者の方の本です。

 

この方の本は以前に読んだことがありました。

 

高垣さんと山田さんがコラボして、この本を作ったそうです。

 

本の題名が「自己肯定感って、なんやろう?」というものです。

 

 

欠点の多い自分のことが嫌で仕方がない、ダメなところばかり気になって、自分のことが嫌になる。。。

 

でれども、ダメなところを抱えながら、頑張って生きている「そのまんまの自分」を認めてあげたらええのとちがう・・・そういったことが書かれていました。

 

 

高垣先生の文章に、山田さんの版画がマッチして、面白そうな内容なので、思わず買ってしまいました。

 

 

自己肯定感は大事だとよく言われますが、ではどういうことなのかと言うと、なかなか説明は難しいですね。

 

自己否定でもなく、諦めでもなく、開き直りでもなく・・・、ただただ弱いところ、欠点も含めて、丸ごと自分のことを引き受けていく気持ち・・・。

 

ダメなところもあるけど、それでも「自分なりによく頑張っているなあ」と思えると良いんですけど、なかなか難しい時もあります。

 

そんな時に、この版画を見ると、ちょっとは気持ちが楽になれるかもしれませんね。

 

孫は、絵が気に入って、スケッチブックに書かれた版画を一枚ずつめくってみていました。

 

自分のことが好きになれるいい大人になってくれると良いと願います。