旧のお盆も近づいて、お墓参りに行く人も多い時期。そしてお墓参りといえば、仏様。
その仏様に似合うのがハスの花
ちょっと持って回った言い方 ( 失礼 )
でも、実は、実は、『 泥水を俗世と見立て、そこから咲きだす清らかなハスの花を仏様に例えた 』という由来のあるのがハスなのであります。
といっても、ここのハスは日本全国探しても、近江(守山市)とここ金沢の持明院にしかないという 『 多頭蓮 』 で、県天然記念物なのであ~る
明け方少し雨が降っていたので、ハスの花が雨のしずくを受けているのが す・て・き
≪ 持明院 ≫
以前この蓮寺は金沢駅前にあったらしいが、生育環境の悪化で ( 排気ガスなどの影響や、ザリガニに根を切られたり )、絶滅の恐れがあったのを 「 妙蓮を守る会 」 が、県、市の助成をうけ、生き残った株を移して増やし、今年5月に同寺の池に戻して育てていたのが、見事に花を咲かせたというもの。
お寺に入っていくと、住職さんより「妙蓮」の詳しい話があり、そして専用の草履に履き替えて、裏手に当たる池におりて、気の向くままじっくりと観察できるようになっている。
つぼみは普通のハスと変わりないが、しかし開花した後外側にあるおよそ150枚くらいの花弁が散ると、そのあとに分離して2~8個くらいの花(花弁群)があらわれ、その花びらは2,000~5,000枚もあるという
左は2個の多頭蓮 右は4個の多頭蓮
雄しべも雌しべもないので、種子を作ることがなく、根のいわゆるレンコンと呼ぶ一本の茎から3~10ほどのつぼみをつけて増えていくので、根が命
ハスの中央には普通、蜂の巣状のハスの種があるのだけれど、この「多頭蓮」には、それがないということ。
こんなものが世の中にあるなんて、 インド人もびっくり である
( ※ こんな言い回しを知っている世代ははてさて・・・??? )
ハスを堪能して、部屋にあがると、「ハス茶」が飲めるようになっていた
ハス茶とは、ハスの葉っぱを干してもんで煎じた物。
炎天下に長々と写真を撮り続けたので、ポットに冷やしてあったハス茶は、淡白な風味で一息つかせてもらった。( ちなみに無料です )
寺そのものは古いけれど、庭も部屋の中もチリ一つない掃き清められたお寺さんだった。
後で知ったことだが、ここ「持明院」では菩提樹とタラヨウの木も有名らしい。
どの木だったんだろう。残念なことをした
ハスの花はほんとに気品があって、それでいて出しゃばっていないというか、上品さを感じさせられる花だなとしみじみ思った次第でした。
その仏様に似合うのがハスの花
ちょっと持って回った言い方 ( 失礼 )
でも、実は、実は、『 泥水を俗世と見立て、そこから咲きだす清らかなハスの花を仏様に例えた 』という由来のあるのがハスなのであります。
といっても、ここのハスは日本全国探しても、近江(守山市)とここ金沢の持明院にしかないという 『 多頭蓮 』 で、県天然記念物なのであ~る
明け方少し雨が降っていたので、ハスの花が雨のしずくを受けているのが す・て・き
≪ 持明院 ≫
以前この蓮寺は金沢駅前にあったらしいが、生育環境の悪化で ( 排気ガスなどの影響や、ザリガニに根を切られたり )、絶滅の恐れがあったのを 「 妙蓮を守る会 」 が、県、市の助成をうけ、生き残った株を移して増やし、今年5月に同寺の池に戻して育てていたのが、見事に花を咲かせたというもの。
お寺に入っていくと、住職さんより「妙蓮」の詳しい話があり、そして専用の草履に履き替えて、裏手に当たる池におりて、気の向くままじっくりと観察できるようになっている。
つぼみは普通のハスと変わりないが、しかし開花した後外側にあるおよそ150枚くらいの花弁が散ると、そのあとに分離して2~8個くらいの花(花弁群)があらわれ、その花びらは2,000~5,000枚もあるという
左は2個の多頭蓮 右は4個の多頭蓮
雄しべも雌しべもないので、種子を作ることがなく、根のいわゆるレンコンと呼ぶ一本の茎から3~10ほどのつぼみをつけて増えていくので、根が命
ハスの中央には普通、蜂の巣状のハスの種があるのだけれど、この「多頭蓮」には、それがないということ。
こんなものが世の中にあるなんて、 インド人もびっくり である
( ※ こんな言い回しを知っている世代ははてさて・・・??? )
ハスを堪能して、部屋にあがると、「ハス茶」が飲めるようになっていた
ハス茶とは、ハスの葉っぱを干してもんで煎じた物。
炎天下に長々と写真を撮り続けたので、ポットに冷やしてあったハス茶は、淡白な風味で一息つかせてもらった。( ちなみに無料です )
寺そのものは古いけれど、庭も部屋の中もチリ一つない掃き清められたお寺さんだった。
後で知ったことだが、ここ「持明院」では菩提樹とタラヨウの木も有名らしい。
どの木だったんだろう。残念なことをした
ハスの花はほんとに気品があって、それでいて出しゃばっていないというか、上品さを感じさせられる花だなとしみじみ思った次第でした。
蓮の持つ神秘性に感動。インディアン!!嘘つかない。(^^;
種が出来る部分がないと、保存するのが、難しいのでしょうね。
菩提樹の種は、飛ばしたら、くるくる回りそうで、面白い形ですよ。
まさにびっくり、おったまげたぁーです
ただし、妙蓮は平安時代の始めに比叡山延暦寺の慈覚大師が唐から持ち帰ったと伝えられているというので、中国のどこかには存在するかもしれません
≪kogamoさん≫
6年ほど前からほとんど咲かなくなったらしいのですが、保存会の方たちの努力によって見事今年よみがえったということです。
菩提樹の花は7月頃までらしいので、来年にはぜひ菩提樹を見に持明院に行って悟りの境地とやらを感じてみたいです
結局松江でちょっとだけ撮影して、
それ以来遭遇しておりませんので、こちらで楽しませて頂きました。
船、タイタニック号のようです。(笑)
そしてカルガモの親子、かわいいですね。
私もどこかでカルガモ君達に遭遇したいです。
花の中に普通ある種の部分がないというところが不思議な花ですネ
それにしても、金沢にいて思うことは、驚きの自然がいっぱいということです。初めて見るものが多くて。。。
カルガモもそうだけど、日本カモシカ、キジ、金色の竹、千里浜ドライブウェイ、そしてこの妙蓮というハス。これからもどんな初めてに出会えるか、楽しみです。