午後3時から金沢駅東広場にある『鼓門』前において、直径約1.6m、重さ500kg以上かという巨大太鼓のお腹に響き渡る一打を合図に174名による大小の太鼓による『 加能の響き 』の勇壮なバチさばきのあと、49本のまといが一斉に揚げられての『 まとい総振り 』 の勇ましさに感動の輪が広がり、民謡団体による 『 新百万石音頭 』 にあわせての踊りで華やかさに包まれ、ほら貝が吹き鳴らされたりするなかテープカットされての、盛大かつ華やかなオープニグセレモニーのあと、いよいよ百万石行列の始まりとなった
横断幕の後ろに続く音楽パレードは、小・中・高校生やたくさんのグループ(陸上自衛隊第10音楽隊、金沢市消防音楽隊、高校吹奏楽部、PL石川MBA、北陸学院バトンフラワーズ、遊学館高等学校バトンワリング部など)による軽快なマーチで行進する吹奏楽隊や躍動的なバトンチームによる華やかさも加わり、ところどころで行進を止めて演奏と演技が一斉に行われた
三人のミス百万石のあと、五ヶ所の保存会による獅子舞行列( 加賀獅子は金沢市の文化財指定 )と市内49消防団の総勢560名による加賀とび行列が続き、途中で「加賀とびはしご登り」の伝統の演技が披露された。片足だけ布にかけた状態で両手を離したり、逆さにぶら下がったり、思わずヒャッとする演技に拍手の嵐
珠姫様と利常様
お松の方
前田利家公
神職に守られての利家公御神体の渡御や、子供奴・大人奴に続き、珠姫、お松の方、そして、加賀八家老行列の後 『 前田利家入城行列 』、赤母衣衆と続き、金沢城内二の丸広場にはいり、そこでもう一度すべての演技が披露された
広場ではテレビでお馴染みの「モンキッキー」出演によるライブも行われ、広場で行われている演舞などに対してコメントしたり、出演者にインタビューしたりと忙しく盛り上げてくれていた
また他社のMROテレビ局では、「錦野旦」「猫ひろし」がゲスト出演してのライブとなっていたようだった
先ほどまでパレードが行われた百万石通りは、午後7時より約10,000人による踊り流しが行われていた。飛び入りも歓迎ということで、去年はちょうど金沢港に停泊していた『ドユロス』号の乗組員さん達も楽しんだんだったなぁーと思い出した。
私もまた、10日(火曜)に3ヶ月ほど金沢を離れることにしており、いい思い出となった。戻るのは9月の始め頃かな…それまで『金沢の日々』はお休みです