ガレージが 閉店すると ニュース見て

急にあの時　思い出したり

下北沢ガレージというライブハウスがある。

わしらが上京して初めてライブをしたハコである。

ボービーノックというバンド名で
山形出身の幼馴染4人と、東京で知り合った小樽出身の
5人メンバー。

老舗のライブハウスってのは、
まずオーディションライブってのを
お昼にするのよ。
あの当時だけかも知らんけど。

そのオーディションライブで、認めてもらえたら、
夜、ライブができる。
という流れ。

わしらは、ステージ上でビールを飲みながら
ライブをした。

「経験もないバンドが、ちゃんとパフォーマンスもできないのに
ステージ上でビールとは、ふざけてんの？」

「演奏を聴く気もない人がいるところで演奏したらいいんじゃない？」


と、当時の店長に言われた。


「何様だよ！」と
心の中で思いながら、
「頑張ってみます」と
ライブハウスを後にした。

夕方からの打ち上げで、
大酒を飲んだ記憶がある。


あれが何年前かすら思い出せんが、
今となっては、
「ごもっとも」
だよね(笑)

それからいろんなところでライブをさせてもらったが、
ガレージの店長の言葉は、
ずっとわしらの中から消えんかったわいね。


東京には
そんなわしらを、面白がってくれるハコもあった訳で(笑)

捨てる神あれば拾う神ありである(笑)

お陰で楽しい東京生活であった。

…


「閉店かぁ…」

コロナのせい

だよな・・・。


「老舗」って看板に胡坐をかいてた訳では
ないと思うから…。



たまに、
「あの頃の思い出って、
ただの夢か幻だったんかいね…」って
本当に思う事がある。


ライブをしてた事や、
ライブ後に
「ナイスパーティ～！」って乾杯の音頭で、
朝まで飲み明かした事だったり。

寝る時間を惜しんで、
あっちで飲んだり、こっちで飲んだり。

周りには常にバンドメンバーがいて、
その他にもたくさんの仲間がいて、
大騒ぎしていた。

そんな事が…あったんだよな～。


東京でそれが始まったきっかけが、
下北沢ガレージだったのかもしれない。


若いって、凄いなぁ～って、
昔を思い返す度に
思う。

そして、
今の広島での暮らしがあるってのも、

面白いストーリーである（笑）

一つのニュースで
いろんなことを思い出した今日は

年内最後の
体のメンテナンス。

今回は、
頭部と上半身を、
ゴリゴリに揉みしだいてもらった。

涙がちょちょぎれたぜ。

～～～～～～～

こんな人生もありでしょ？
なんでもバチコイ！

てるのインスタ
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