お気に入りの味、お店紹介 Vol.63 ギャルソン・パブ （東京・西新宿）

え～今日は夕方５時から、ススキノの氷の祭典の市場調査と言う名目の飲み会があるため
日中は静養に勤めていたのですが、大変暇で時間が過ぎないので
年賀状の整理や頂いた名刺の整理をしていたんですけど
面白い年賀状を発見したんで、本日２度目の投稿。

その昔、今を遡ること２０年以上前
我輩は杉並、世田谷に在住、就職も吉祥寺の百貨店であまりと言うかほとんど外回りは無く
学校も杉並で、東京の新宿から東方向に行く事は稀であった時代

浅草の会社に転職し、営業で東京の東を中心に活動しだした時代の事
それまではほとんどが吉祥寺で飲んでいた私が
神田、新橋、銀座はちょろっと、新宿が飲みの中心になった頃
笹塚在住の先輩に連れられ、初めて新宿住友三角ビルの４９階に連れて行かれた
そのお店は、ギャルソン・パブと言い入れ替え制のショーパブであった

２０代中番にさしかかろう我輩は、まだまだ子供で
そこがニューハーフのお店である事に気がつかないでいた。
ステージには、ラブちゃん（多分・・？）と言う、エライ可愛い子がいて
一目でファンになってしまい、ショーの後に各席に女の子？達が来るのを心待ちしていました
しかしラブちゃんは当然一番人気で、予約で一杯！
我々のテーブルに来る事も無く、その日は閉店・・・・

それから毎週のように金曜日の夜にお店に予約を入れ
当時はまず店に入る予約を取る事が出来るかどうかだった
ラブちゃんを予約するも、すでに一杯・・・・
それでもショーをと毎週のように通う我輩を見かね、先輩が
あの子、男なんだぜと初めて教えてくれ

なんてこったい

既に２ヶ月も発とうと言うのに、ニューハーフとは知らなかったウブな我輩
それでもラブちゃんは違いますよ～、とどこまでも諦めが悪い

じゃ～、何曜日だったかな～の「笑っていいとも！」見てみろよと
ウィークデイに休みを取り、テレビで見たものは
そこにはニューハーフとして紹介される、レギュラーのラブちゃんが・・・・

が～ん・・・・

それから落ち込む私を見かね、かの先輩が飲みに誘ってくれ
行った場所は、新宿２丁目
そうゲイの街、本物の街２丁目

怪しげなビルの３階の怪しげなドアを開けたそこは
今度は、本物のゲイのお店！
え～っ・・・我輩は本物ではないので良く区別は出来ないのですが
ここは綺麗ではなく、まんま見かけ男、しかも角刈りで心が乙女の居るゲイバー

しばらくボ～ゼンとひたすら飲む我輩に、かの先輩が
なっ、ラブちゃんもここの人も所詮男なんだからと、何が何の慰めやら
しかしこれで一変に目が覚めたのは言うまでも無く

しかし世の中は上手くいかず
たった一度飲みに行っただけなのに、凄いごっつい角刈りのチーママに気に入られ
新宿伊勢丹の店員が急病で休み、繁忙期のお店で売り子の手伝いをしていた
我輩の居場所を本社で調べたチーママは
事もあろうに夕方の５時と言う、人がわんさか居ると言う時間に
そりゃ出勤前だからか？
家のショーケースの前に、あの角刈り頭で薄化粧に着物と言ういでたちで登場
３千円の商品を５個購入して
今晩お店に届けて下さる、と

お店の他の娘は嬉しそうに了解をしてしまい
その晩は当然の如く届けるだけでは済まず
飲んでいる間は、いたれりつくせりの持て成しと食べ物を出され
最後にはラーメンを作ってもらい
なぜか上には金粉までかけられてて
まずいな～これ・・・・

そんなこんなで毎週のように、配達と言う名のお誘いを受け
いろいろ理由をつけては２回に１回は知らばっくれていたのだが
チーママが胃を壊し、新潟の実家に帰省した事によって
我輩は解放されたのでした・・・・

そんな二つのお店
ニューハーフの方は

【お店】　　　ギャルソンパブ
【場所】　　　新宿区西新宿２－６ 住友ビル４９Ｆ
【電話】　　　０３－３３４４－６５９１
【営業時間】　１８：００～２４：００
【定休日】　　日曜日
【注意】　　　★ステージは１９：３０～と２２：００からの一日２回
　　　　　　　　ステージ前に入れ替え制

　　　　　　　★ラブちゃんが居た頃からは質が落ちていると考えられ・・・
　　　　　　　★予約したほうが良い
　　　　　　　★予算５０００円目安で
　　　　　　　★踊り子さんには、惚れない様に・・・

で、角刈りのほうのお店

【お店】　　　そこ
【場所】　　　新宿区新宿２丁目１２－１４
　　　　　　　ニューフタミ・ビル３Ｆ
【注意】　　　もう無いと思われる・・・・

この経験で大人になった我輩は以後、その系のお店にもお姉さんにも近寄らなっかたのですが
昨年の暑い夏の深夜、大通公園で嫌にでかい、身長が１７５ぐらいあったんじゃないか
のハスキーな声のスタイルの良い方に声を掛けられてしまった・・・・

その後は、ナ・イ・ショ！
ビヤ・ガーデン営業中の昨年の想い出、