goo blog サービス終了のお知らせ 

まちおもい帖2

日ごろ感じていることを書き記します。

子どもの見守り、いろいろ

2015-08-16 11:26:19 | 日記

いろいろな情報がインプットされているのだけど、落ち着いてまとめられないままあっと言う間に時間が経ってしまう。

ブログとしては、話があちこちに行きますが、備忘録を兼ねてここに整理しておきます。

西東京市では、昨年、男子中学生が父親からの虐待を受けて自殺したという事件を、深刻に受け止めている方が多い。

1.行政では、「西東京市立中学校生徒の死亡事案検証委員会」を設置し、報告書をまとめ公表しました。

市教委はこれらの方針を受けて、学校側の対応を独自の「西東京ルール」にまとめています。

こうした行政の動きだけではなく、市民レベルでも、さまざまな対応が即座に取られてはじめています。

2.一つは、田無公民館で社会問題講座 「子どもの貧困に向きあう地域をつくる」(連続講座)を受けた人たちが、自分たちでできることからはじめようと、「西東京わいわいネット」をつくり、まずは、居場所づくりやつながりを大切にしようということになりました。そのきっかけとして、私が昨日参加させていただいた(第三回)「作って食べるわいわいクッキング」をスタートさせました。子ども達と大人がわいわい言いながらお昼ご飯をつくり、一緒に食べ、そのあと、絵本の読み聞かせやゲームなどをして遊ぶというものです。

これも、すぐに「貧困」や「虐待」などに結びつくわけではなく、地域の子どもと大人が顔見知りになることで、何かの気配をいち早く感じようというものです。

3.また、上向台小学校の育成会「ひろがり」が隣の市の中学校で、おやじの会が「放課後カフェ」を実施しているのを聞きつけて見学に行き、早速、西東京市でも1中で実施されました。社会福祉協議会や地域のふれあいのまちづくり懇談会などの方々もご一緒に、校長先生や副校長先生にご相談に行かれ、まずはやってみようということになったとのこと。カルピスが人気、漫画やゲームなど、普段中学校では目に入らないものも置かれていたとか。

その見学記と実施についての報告は、こちら。 

これも、子どもと大人が斜めの関係で付き合う、学校でも家庭でもない、第三の場所を目指しています。

4.西東京市には、児童館が各地域にありますが、建替えを期に、上保谷とひばりが丘の児童館が児童センターに格上げされました。上保谷の児童センターには、音楽施設などがあり、ひばりが丘の児童センターには、スポーツ施設が併設されています。児童館というと、小学生の遊び場というイメージがありますが、両者とも、18時までは小学生、18時から21時は、中高校生を対象にしています。そのほかの児童館でも、試行的に中高校生の時間帯を作っているところもあるとか。

これも、中高校生の第三の居場所を作る試みの一つです。相対的に若いスタッフが一緒に遊びながら、なにかあったら、気配を早めに察知するなどをしています。

5.ところで、「189」(いちはやく)という電話番号を皆さんは、ご存じでしょうか。

厚労省が児童相談所全国共通ダイヤルとしているものです。虐待かなと思ったら、ここに電話して下さいとのことですが、多くの人は知らないのではないでしょうか。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。