基礎代謝量とは?「呼吸をする」「臓器が動く」「体温を保つ」と
いった生きるための最低限必要なエネルギー消費量のこと。
骨格筋や心臓などの臓器ごとに1日の1キログラムあたりの
エネルギー消費量がほぼ決まっており、重さをかけた値の
合計で算出される。
体重70キロの人の安静時における臓器別エネルギーの消費量は
こちら
重量(kg) 1kgあたり消費量(kcal) 割合(%)
骨格筋 28.0 13 21.6
肝臓 1.8 200 21.3
脳 1.4 240 19.9
心臓 0.3 440 8.6
腎臓 0.3 440 8.1
脂肪組織 15.0 5 4.0
その他 23.2 12 16.5
合計 70.0 100.0
筋肉は28.0KGもあるのでエネルギー消費量が多いのはわかりますが、
肝臓・脳・心臓・腎臓を合わせて3.8kgしかないのに、基礎代謝による
エネルギー消費量の占める割合が6割弱もあるのはビックリです!
すごいゾ!脳と三臓。(年中無休でご苦労さまです。)
しかし、消費効率が高いと分かっても「脳と三臓」は量を増やす
ことができないから、基礎代謝で減量するには、やはり筋肉の量
を増やすしかないのですね。
この際、ロンドンを見習って、浦和で赤い(レッズ)自転車の
レンタサイクルどうだろう???
最近、交感神経を活発にすることで、筋肉や脂肪細胞が燃えやすく
なり基礎代謝量の向上につながるという研究成果が出てきたようです。
それは唐辛子成分の「カプシエイト」を約3ヶ月摂取し続けると、
摂取しない場合より、一日あたり約50kcalの基礎代謝量が増えるそうですよ。