1960回・自主的に書いてる「恋味うどん・番田礼の結婚」

えー、竹洞組の新作「ちょっとステップ　ちょっぴりステップ」や、
ほぼ毎週感覚のＡＶシナリオを書く合間に、
スマホを使って移動を含めたあらゆる場所で
書いておるのが
「恋味うどん・番田礼の結婚」。

これ、どこからも頼まれたわけじゃないんです。
お世話になった方にお礼をしたくてね。
本屋の俺に出来るお礼といえば、
シナリオを書き下ろすくらいなもんでしょ？
あとは、一晩中好きに抱いてもらうとか（笑）。

そんなわけで映像化の予定は皆無！
世に出すつもりもござんせん。

理由は、キャラクターが手に、ちゅうか筆に馴染んでいるせいか、
プロットもハコもなしなのにいきいきと動くので
尺が長くなってしまってる事。
１作目の８０分（公開時は泣く泣く切ってピンク尺の６０分）を超えるし（笑）。

もう一つは、オリジナルキャストを揃えるのが
非常に困難って事やね。

とはいえ、主人公のうどん屋店主・箕輪一義（演じるはなかみつさん）の過去を描いた
エピソード０とは違って、
１作目の正当な時間軸での後日談なので、
読みたいという声もありがたい事にいただいておるんですよ。

なので、夢の共演と銘打った部分、
「からっぽ人魚」で初登場して以来、
最狂キャラの座を不動のものとしている京大東大子と、
「再会迷宮」で初登場して人気が暴発（笑）、
「恋味うどん・エピソード０」にも登場した
早過ぎたおネエキャラ・ソフィービールミのシーンを
載っけてみようかなと。

本筋とは全く関係ないけど（笑）。

一義の旧友である隆と、一義の娘婿の憲二が
スナックに行ってという設定で。

興味ある方のみ、御覧あれ。

●スナック

並んで座る隆と憲二、気乗りしない様子。
隆「確かに適当なツマミくれって言ったけどさ。適当の範囲越えてるよな」
憲二「食べ物の範囲も越えてますよ」
二人の視線の先、皿に山盛りの鉛筆。
憲二「だから言ったでしょ、変な店って話だって」
隆「もしかして暗号的なもんかもよ。試してみっか。なあ、ママさん。これどうやって食べるの？」
カウンターの中、二人に背を向けてブツブツ本を読んでいるママ。
東大子「食べる？」
振り返る東大子、瓶底メガネ越しの目はいかれている。
東大子「鉛筆は食べる物じゃなくなめるもの　東大子」
隆「東大子？」
東大子「東大に入れと親がつけました　フルネーム　私は京大東大子　東大子」
本をずいと前に出すーー東大の赤本だ。
憲二「な、名前だったんですか。ユニークだなあ。じゃあ、東大を出られて…」
ずいと身を乗り出す東大子。
東大子「名前だけ　それではくぐれぬ赤き門　東大子」
ギロリと睨む東大子に萎縮する憲二。
不穏な雰囲気を取っ払うべく、間に割って入る隆。
隆「カ、カラオケ！カラオケやりたいな。あ、ママ歌ってよ。なあ、憲二」
憲二「あ、で、ですね。ママ、歌、上手いよね」
カラオケをセットする東大子。
始まる、東大子ラップ。

♪入りたいもん　赤い門
♪入りたいもん　赤い門
♪くぐりたいのは狭き門
♪受験ノイローゼ悶々！

♪東大目指して２５年、すなわち
浪人生活２５年
一緒に受けた奴らはとっくに
卒業、出世、お金持ち
毎年受けては落ちてるわたしは
人間廃業　病気持ち

そろそろ受からないと…死ぬ！
そろそろどころかトゥナイト死ぬ！

死ぬ前にしてみたかったキャンパスライフ
かなわぬならせめてセックスライフ

あたし、行きたい赤い門
お前、イキたいか陰門？
あたし、行きたい赤い門
お前、入れたいか陰門！

二人に迫る東大子。
隆「お、おい、何かやばいぞ」
憲二「目が違う！あれは人の目と違う！」
隆「逃げるぞ！」
憲二「は、はい！」
ドアを開けて逃げようとする二人、
立ちはだかる人に跳ね返されて転ぶ。
見上げる二人を、舌なめずりして見つめるソフィービー
ルミ「切れてない　チンコは全て　いただきます　ソフィービー」
ママ「前門は東大子」
股間を広げる東大子。
ルミ「肛門はソフィービー」
尻を突き出すルミ。
ガタガタ抱き合って震える隆と憲二。
隆・憲二「た、助けてーっ！」

仕事で書いていたら、いの一番にカットやね（笑）。
まあ、遊びの部分はさておき、
ちゃんと人情喜劇をやらかしてくれる…予定（笑）。


髪型も１作目ん時のように戻して



気合い入れて頑張っております。
スマホの使いすぎで指が痛いけど（笑）。