2月にWOWOWで放送したのを録画していて、やっと今頃見終えました。
熱くて爽やかなアニメ映画でした。
以下、ほんのりネタバレしてます。
私はクラシック畑の人間でJazzは詳しくないのですが、音楽って根っこのところで繋がっているんですよね。
とにかく、はじめの方の大のサックス演奏(TAKE TWOで雪折に初めて聴かせるシーン)でもう、うるうる……。🥹刺さりました〜。
そして、この映画のエピソードひとつひとつがめっちゃわかる!沁みる!!
また登場人物のバランスが良いですね。天才肌(努力も天才)で常にポジティブなサックスプレーヤー、大。
知識もありテクニック抜群だけど実は自分の殻を破っていないピアニスト、雪折。
全くの初心者だけどJazzに魅せられコツコツと努力を続けるドラマー、玉田。
音楽の経験者なら誰かに気持ちを寄せて見ることが出来ると思います。
ある意味、わかりやすいサクセス・ストーリーでありながら、Jazzという音楽ジャンルへの愛と危機感も込められていて、この映画の存在意義を感じましたよ。
そうか…Jazzって限界集落ならぬ限界音楽なのか……。🤔
そこに賛同したのかな?演奏は現役のジャズプレーヤーのものです。
私は例によってピアノの上原ひろみさんしか知りませんが。😅(ちなみに、良い意味でも悪い意味でも、上原さんの演奏だってよくわかる音です🎶)
終盤の展開はちょっと好みではないけれど、希望のある終わり方ですし後味は爽やかです。
アニメと音楽の相性は意外に良いです!そして、声を当てていた俳優さんたちもとても良かった。声優さんにありがちなエグみ(言い方)がなく、自然で見やすかったです。
音楽経験あるなしに関わらず、音楽ファンにおすすめしたい映画です。でも才能とか自己表現とか、好きなことを続けることとか、芸術一般、スポーツにも共通するテーマですよね。そのあたり多くの人に刺さる物語だと思いました。
原作はコミック。私は未読です。完結してるらしい……。え!😳映画のエンディングはコミックのエンディングじゃないよね??大の冒険はまだまだ続くんでしょ??
続いていく……と信じてw。この続きを是非映画で見たいです。その時はちゃんと映画館で、良い音響で見ます!☺️✨