ペブル、サポーター日記

バングラデシュに滞在する「ペブル」サポーターが、現地の「ペブル」情報や、生産者団体の情報をお届けします。

私とペブル

2011年09月24日 | 私とペブル
私がペブルとどんなかかわり方をしているのか?について紹介します。

1.きっかけ
 ペブルと関わるようになったきっかけは、ダッカで売られていたペブルの商品がとても気に入ったからです。(当時はまだ「ペブル」というブランド化されていませんでした。)デザインもかわいいし、質も良いい!すぐにペブル商品のファンになりました!以来、ダッカにあるペブル商品のお店には頻繁に顔を出して自分の子どものためのおもちゃや、洋服、友達へのギフトを買っていました。お店のスタッフにはすっかり顔なじみになってしまうぐらい通っていました。

 お客さんから販売する側に回れば、もっともっとペブル商品と長く深くおつきあいできるかな~、と漠然と考えていました。当時バングラ滞在も終わりに近づき日本へ帰国する予定だったので、日本で個人的に販売しようかとも考えていました。そこで生産者団体「ハテ・ブナノ」の事務所を訪問すると、こじんまりとした建物のなかでスタッフがせっせと働いていました。当時は編み物の糸もそこで紡いでいました。スタッフの笑顔がとてもとても温かかったのをよく覚えています。責任者マンサとは、簡単なお話をして終わりました。

 日本に帰国してから、再びダッカに滞在することが決まりました。本来ペブル商品の販売は保留になるところだったのですが、「駒商株式会社(以下「駒商」)」がバングラデシュからの輸入販売事業をすると手を挙げてくれました。

 現地を知る私が日本にいる間に、輸入品販売事業に必要な手続きを済ませ、商品発注、検疫、納品、国内での販売準備など、一通り枠組みだけを駆け足でざっくりと済ませました。(まさかこんな短期間で本格的にスタートするとは夢にも思っていませんでしたから、毎晩徹夜に近い状態だった、、、。)
そして後のことは「駒商」に任せ、日本を発ちました。

 ダッカに戻り、すぐにハテ・ブナノ責任者のサマンサとそのご主人Mr.モーシェッドと面会しました。その頃までにハテブナノは、商品生産量の拡大に伴ってオフィスや商品(編み物製品)の製作現場を別の場所に移動していました。

 生産現場視察も兼ねて新しいオフィスを訪問し、女性たちが編み物をする場所、編んでいる様子、託児所など見ました。すべてが「雇用者に寄り添った温かい職場」だと驚き感動するとともに、「雇用者(雇われる者)にとってこんなに理想的な労働条件で、事業としては成り立っていくのか」という疑問もありました。

 その後、モーシェッド夫妻と面会し質問をなげかけると、その回答も含め2人から改めてハテ・ブナノの事業目的、目指すもの、雇用者とのかかわり方、貧困削減・雇用機会創出の考え方を説明されました。「貧困女性を自立に導くため」に、より現実的な方法を選んだ結果の「温かい職場」だったのだと知り、ハテ・ブナノという組織に(そしてモーシェッド夫妻の考え方に)とても惹かれました。

 ペブル商品と長く深くお付き合いしたい、と思っていた私は、それ以上にハテ・ブナノという組織、彼らの活動にも魅力を感じるようになりました。

 以来、もっともっと、彼らの活動を知りたい!彼らの活動に関わっていきたい、私にできる範囲でサポートしたい!と思うようになりました。

2.現在 私がペブルとどんな風にかかわっているのか、何をしているのか、について

 私がみなさんに知ってもらいたい内容を『ペブルの魅力』という小冊子にまとめました。PDFでも見ることができます(*下記参照ください)。ペブルの製品について、ハテ・ブナノという組織について、そして彼らの活動を日本でサポートする駒商株式会社についても少し触れました。

 私は駒商のスタッフではないので直接販売活動など何もすることができませんが、現地で収集したハテ・ブナノ関連情報をブログという形で伝えることで、もっともっと日本に向けて「ペブル」や「ハテ・ブナノ」について知る機会を増やしていきたいと思っています。

*小冊子『ペブルの魅力』は、手編みおもちゃの通販ショップ「ペブルチャイルド」のホームページか(http://www.komasho-pebblechild.co.jp)からリンクして閲覧できます。



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