令和3年産のいちほまれは、順調に分げつが進み、まもなく中干しの時期を迎えようとしています。中干しによって過剰分げつや根腐れが抑制されるほか、いちほまれは地中に深く根を伸ばし、夏場の高温等の異常気象や倒伏に耐えられる稲体になります。
現在、生産者は中干しに入る前に溝切り作業を行っています。溝切り作業で圃場内に通水路を作ることで、生育中期から後期にかけて稲株が大きくなってもきめ細やかな水管理が可能となるため、いちほまれ栽培においては、溝切りと中干しを必ずセットで指導しています。生産者は、乗用タイプや手押しタイプ等それぞれの農機を用いて、しっかりとした溝を作っていました。 抜粋