Going my Railways ─穂鉄の趣味録─

日々の撮影記録等を画像付きで綴っていく鉄道日記です。(ちょっと関係無いのもたまに)、YouTubeでも活動しております。

カテゴリー:EF66

2015年01月21日 03時20分26秒 | EF66
64、65ときて、66です。

EF66は旅客用として下関機関区、貨物用として吹田機関区に配置されていましたが、下関機関区のEF66は寝台列車などでの運用が無くなり、PFに比べ使い勝手があまり良くないことから全車引退・廃車。吹田機関区には0番代と100番代が所属していますが、0番代(通称:ゼロロク)は老朽化もあり、今も稼働しているカマは10機未満。100番代(通称:サメ)は全33機が現役(だった気がする、廃車は出てない)で活躍しています。これも全種だとかなり種類があり、自分持ちの資料もありませんので現役機+保存車だけ紹介していきます(^_^)


▲EF66-0番代 吹田機関区・貨物色
撮影:2014年9月17日  栗東駅

ゼロロクと呼ばれ親しまれる吹田機関区の0番代。カッコ良いと評判ですが稼働しているカマは少なく、狙って撮ることもなかなか難しいです。本当ならもう1~2機程度しか走ってなくてもおかしくはないもの、吹田機関区の機関車不足による復活利用劇などもあり、今注目されています。一時期は絶望的に減りましたからね・・・。今現在はちょっと安定してるかな?と思いきや故障したりでヒヤヒヤ(^^; 特徴は頭に載っかる弁当箱(増設クーラー)かな。


▲EF66-100番代 吹田機関区
撮影:2014年11月29日  宝殿~曽根間

一部かもですが、その見た目からか「サメ」と呼ばれてます。国鉄型EF66の100番代ですが、101~133までの全33機が今なお現役(だったと思う)。似ていますが前期形(左)・後期形(右)の2種類があります。見分ける点と言えば、ヘッドライトの形。丸いのと四角いの。横から見たときは車体下部のラインの有り無しでわかるでしょう。


▲EF66-1号機・27号機(静態保存車)
撮影:2014年10月25日  広島車両所

現在広島車両所にいる0番代2機。1号機はずっと前から所内できれいに静態保存されており、一般公開イベントで見ることができます。さて隣の27号機ですが、つい最近まで現役だった吹田機関区の0番代。機番から「ニーナ」の愛称があり、EF66で唯一国鉄特急色を維持したまま貨物の運用に就いていた吹田機関区の主とも言える山陽・東海道本線では一番人気のカマです。故障しては復活の期待を浴び復活を繰り返してはまた故障したりと、状態的にはあまり良くないです。今現在は広島車両所内で保管されています。引退したのかどうかは定かでないですが、放置はされず手入れはされている模様。期待は薄いですがまた復活の可能性は0%ではない!? てな感じにもう半年以上になります。さて、どうするのでしょうか・・・。


▲EF66-49号機・45号機(カットモデル・静態保存車)
撮影:2014年9月6日  嵯峨嵐山(ジオラマ・京都・ジャパン)

やっと登場!下関機関区のEF66。ですが・・・生首です(- -;
42~43、45~53号機がいましたが、ほとんどの機関車が廃車・解体され、残った45・49号機もこのようにカットモデルとなり4分割されてしまいました。そのうち2つの顔は嵯峨野山陰線は嵯峨嵐山駅前にあるジオラマ・京都・ジャパンという小さな鉄道博物館?に保存されています。1000円払えば運転席に入り、前に広がるジオラマを走るEF66牽引のブルートレインを本物の運転台+BGM付きで走らせて遊べます← 残る2つの顔ですが、49号機は福井県のとある店に。45号機はなんと・・・


撮影:2014年7月31日  埼玉県さいたま市(ほしあい眼科)

埼玉県のとある眼科の駐車場に!!
下関機関区のEF66は全機小さい時によう撮らせてもらったこともあり愛着があって、45号機のもう一つの場所を知ってはわざわざ見に行きました。ココの眼科さん、院長が鉄道ファンなのかほかにも鉄道車両やその一部が外から見える形で展示されています。JR武蔵野線東川口駅からだと徒歩20~30分ほど。バスや地下鉄を利用するのも良いです。興味がある方は一度訪れてみては?


▲EF66-35号機(静態保存車)
撮影:2014年9月27日  京都貨物(梅小路)

吹田機関区所属だったのに下関機関区のEF66みたいにされている35号機です。同車はすでに引退しましたが、新しくできる京都鉄道博物館に展示されるらしく、手入れされています。貨物色から国鉄特急色へ。で、どこから持ってきたのか特急帯とエンブレムまで。つい先日までは梅小路蒸気機関車館で展示されるなどして外から見ることができていましたが、もう建設中の博物館の中へ入れられてしまったようです。「まさにこれがEF66!!」みたいな感じにされましたけど、ブルートレインの牽引歴が無?ければ貨物のイメージが強い同機。保存されるのは嬉しいことですが、鉄道ファンの中には複雑な思いでいる方も多い模様(^_^; 私も←
1号機や27号機の噂があったものの、貨物と西日本がどのように話をつけたのか斜め上な結果に(笑) なぜ下関のカマ(国鉄色原型)を置いておかなかったのかも謎です。