目先の豊かさや政治的な思惑に惑わされることなく、
生命(ひとやすべての生きとし生けるもの)の本質に
いかにして近づいていくかなのだと思います。
誰かの犠牲に成り立っている社会であることは現実の問題として
どうしようもないですが、本来あってはいけないという考え方をもって
今を生きる。
それがとっても大事なのではないでしょうか。
東日本大震災の日から、今日でちょうど1年と9か月。
奇しくも昨日、
日本原子力発電敦賀原子力発電所の断層問題について協議した
原子力規制委員会の評価会合が、問題となっていた破砕帯(断層)
について活断層の可能性が高いとの見解をまとめた。
田中俊一委員長は「いまのままでは再稼働の審査はできない」
などと述べたとのニュースが流れました。
私たちは3月11日の東日本大震災、そしてフクシマ原発事故での
多くの犠牲のもとに、大切なことに気づき、学んだはず
ではなかったのか…いま改めてそう強く思うのです。