goo blog サービス終了のお知らせ 

ココ一家の平凡な日々

夫+私+大学4年長男+大学2年次男で構成された家族の平凡な日々を書きつづっています。

息子に発達障害だということをカミングアウトしてた話

2024-01-25 17:05:51 | 近況
お久しぶりです。
1年半ぶりです。月日が経つのは早いですねえ。

表題の件です。
昨年の10月ごろでしたか……
現在20歳(大学2年生)の長男に、カミングアウトしました。
したというか……、本人、気が付いていました^^;

現在、長男は音大に在学中で、教職をとるための勉強もしています。

で、10月上旬のある日。
長男がリビングのテーブルに教科書とパソコンを広げて勉強していました。
私もその隣で仕事をしていたのですが、ちらっと横目でみたら、開いている教科書のページの表題が
【発達障害とは】
だったので、
(あ、こういうのやるんだ……)
なんてちょっと、ドキッとしていたら、


「ねー、お母さん。僕ってどーれー?」


って、教科書をこちらに見せてきたんですよ😲

「注意欠陥多動性障害ADHD」
「広汎性発達障害 自閉症 アスペルガー症候群」
「学習障害LD」

が四角く囲われて重なっている図、みたいなやつ。


私 :「えーと……、どれ、と言いますのは……?」
長男:「僕、発達障害でしょ? どれなのかなあと思って」
私 :「………え? なんでそう思ったの?」
長男:「前にお母さん言ってたじゃん」
私 :「…………」

…………え。そうだっけ…………^^;


詳しく聞いてみたところ、
中学生の夏休みに、ボランティア活動として地域の施設等に行くっていうのがあったんですね。
そのリストの中に、長男が幼稚園に入る前に通っていた幼児教室(発達に心配のある子が通っている)もあったので、

「君、幼稚園前にここに通ってたんだよ。その時の先生、まだいらっしゃるかしらねえ」

なんて軽く言ったんですよ。(リストには幼児教室としか書かれていなかったからさ……。でも学校で説明あったみたいね)
結局、別のお年寄り関係の施設に行くことになったので、そこにはいかなかったんですけどね。

本人その会話を覚えていて、その後、高校生になってから、授業で発達障害の話を軽く勉強した時に、私の発言とそれが一致して、自分もそうなんだ、と確信したそうで。
でも、確信したところで「ふーん」くらいにしか思わなかったそうです^^;

で、今回、教職の勉強の中で出てきたので、「そういえばそうだった」と思い出して、私に聞いてみた、ということでした……

いや……いつか言わなくちゃいけない?言うべきなのか?とずっと思っていたので……拍子抜けというかなんというか……

そこから、3歳前に診断されて、その後療育センターに通っていたことや、幼稚園や小学校の先生がこんな対応をしてくれた……ということを具体的に話しました。

全部話し終わったあと、感想を聞いたら、長男が言いました。


「お母さんとかお父さんとか、じいじとかばあばとか、先生たちとか、色々な人が支えてくれたんだなーと思って、感謝の気持ちでいっぱいです」


だって。

「今、困っていることとかないの?」と聞いたら「特にない」そうで……

あえていえば、やはり、大勢の人に対する指示は、他の人よりも理解度が遅いかもしれない、そうです。なので、そういうのをフォローできるようにしていけばいいね、と話しました。

正直、私も長男に対して困っていることなんてないしな…。(音大の学費が高いことくらいだな……。あ、あと、おしゃれ君なため洋服買いまくってて、私のクローゼットにも進出してきてることくらいか)

長男からのLINEが「今日ご飯いりません」とか「今日帰りません」とかばっかりなくらい、あまり家にいないしね^^; 
まあ、お友達や先輩、後輩とも仲良くしているようで、青春謳歌していてなによりです。つーか、何回ディズニー行くんだよ?!ってくらいしょっちゅうディズニー行くんですけど……。それでお金なくてバイト掛け持ちしてるんですけど、バイト先でもリーダー任されるくらいには信用されているようなので、有難いことです。

ということで……

ずっと前から書こうと思っていたのに書けなかったお話、ようやくかけました。

せっかく久しぶりにログインしたので、幼稚園前のころの記事を読み返していて……(もう非公開にしているので、編集のところから読まないといけないから、ちょっと面倒だった)
いやあ、当時の私、大変だったんだなあと思い出しました。
やっぱりこうして文章に残しておくって大切ですねえ。

ということで、長男20歳の記録でした。

次男は今、大学受験の真っ最中です。あいかわらず、びっくりするくらい勉強してません^^;