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墓じまいの相談

2025-05-28 10:04:31 | 日記
 「ふぇみん」の記事が出ることで、本を買ってもらったらしいです。そのことがどうして分かるかというと、出版社から知ることになりました。「ふぇみん」の記事を出版社の人に贈ったからです。
 そしてそして驚くなかれ! 読者の方から手紙が来ました。わたしの住所は分からないので、出版社へ手紙を送ってくださったのです。出版社から転送され、わたしは大感激です。
 手紙の内容は、見ず知らずの者なのに、本を読んだだけなのに、ご自分の悩みごとが書かれているのです。本を書いた者の冥利に尽きるところです。これまでの本については、そういうことがまったくなかったです。知り合いの感想はもらいましたが、知らない人からの感想は初めてです。
 わたしが返事を書いたのは、もちろんのことです。
 その中から、ひとりの人と8月に会うことになりました。こんなことが起きたのです。わたしが返事を送ったあとに、電話までいただき、そこから講座がある近くに住んでいらっしゃるので、講座に来てくださるそうです。こんなことがあるなんて想像もしなかったことです。本を書く意味があることをかみしめています。

 墓について悩んでいる人が多いことを表してもいます。
 知り合いの友だちのことを少しお知らせします。
 墓じまいで悩んでいるので、相談したいということでした。実際に会って話を聞きました。関西に住んでいて、墓じまいしたい墓は岡山県内にあるのです。ご自分は70代シングルで子どもがいないので、自分が元気なうちに墓じまいをしたいということでした。だけど檀家制度下にあるので、住職にその話をしたら、三桁の金額を要求され、墓じまいをした遺骨はお寺に預けるという、いつまでもお寺と縁が切れないことに悩んでいました。
 三桁の金額に驚き、檀家制度を離れたいことが実現できないむずかしさを感じました。
 わたしは、墓じまいをしてその遺骨をご自分が保管していて、自分通い、これまでお世話になったけど、自分のあとをみる人がいないことを伝えたら、住職も諦めると思うと話しました。通い、これまでお世話になったけど、自分のあとをみる人がいないことを伝えたら、住職も諦めると思うと話しました。墓じまいの時にこれまでのお礼という意味で、「お布施」を包んでいけばよいとも提案しました。
 4月にことがトントン拍子に進み、一気に墓じまいが終わり、お寺との関係もスムーズに離檀することができました。
 この話は、こんなにうまくいくとは思っていませんでしたが、お寺が子どもがいない人の将来の現実を考えることができたからでしょう。今後のお寺もなかなか大変だと思いました。
 少しでも役に立つことができ、わたしもホッとしました。

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