EVER BLACK ねお

誰も知らない秘密の毒箱

デコ弁ヤクザ(第58回)

2011-12-05 02:49:48 | お笑い
さて、私はお弁当作りが好きです。
キャリア的には長男が幼稚園の頃ですから、既に4年以上になります。

というのも、嫁が次女を出産し、体を休めている時期に長男のお弁当を私が作ることを引き受けたのがきっかけです。
まぁ昔から料理するのは大好きで、嫁と結婚するまではチョイチョイ自分でいろんな物を作っていました。
話せばすっごい長くなるのですが、石井は高校生の頃から一通りの料理が出来ます。
というのも、父親が中学の頃から体調を崩して入退院を繰り返し、母親は会社をやっていたので基本的に夕食が無い。
だもんで、母親が夕飯として弁当やらを置いていてくれるのですが、さすがに冷たいし味気ない。
だから石井が夕飯を作ることになりました。
けど、材料とか買い揃えるのは面倒なので
「夕食セット」
という、食材とレシピが宅配されるものを高2の石井は母親に頼んだのです。
半年もそれを作り続ければ、大体の家庭料理は作ることが出来るようになります。

閑話休題

だもんで、料理については普通の男の人よりは出来る自信はあるのですが、嫁は料理を職業にしていた元プロ。
素人の石井の手つきは見ていてイライラ&ハラハラするレベルのものだそうで、キッチンに入ることを嫌がられていたのですが、
産後すぐの睡眠もままならぬ時期ということで、石井の弁当作りにはGOサインが出たのです。


そんなこんなで長男のお弁当を作り始めたわけですが、

「あぁ、ママが居ないからショボい弁当だ」

などと思われるのは避けたいわけです。
当時は知識も情報もグッズも少なかったので自分で考え、

トレーシングペーパーで画(ポケモンなど)を極太線で模写する
    ↓
トレーシングペーパーの下に海苔を敷く
    ↓
その線を、デザインカッターで切り抜く
    ↓
ご飯やチーズの上に乗せて弁当にそのキャラを載せる

という、いわゆる「キャラ弁」を作っていました

しかし、これ物凄い時間かかるんですよ。
極太で書いているとはいえ、線を切り抜くというのは中々集中力と根気が必要です。
下手すると切ってはならんところをスパッといってしまい、窓を開けて

「ウワーオォォォォォォ!」

と叫びたくなることもしばしば。
そして、実際に出来上がって弁当にのせてもさほど華やかな感じにもならない。
その頃のお弁当は、まぁなんとも努力の割には貧相なものでした。

月日は流れ、現在。

時代は「キャラ弁」から「デコ弁」にシフトしてきました。
そして巷にはあらゆる「デコ弁グッズ」が売られています。

今回は、石井が普段使っているデコ弁グッズを紹介しましょう。




まず、これは基本中の基本「海苔」を切る道具です。
海苔パンチであったり紙パンチであったりといったものは非常に重宝します。
とりあえずコレくらいの種類と、あとは小さいハサミとデザインナイフさえ持ってたら、どーにでもなります。




これは、ハムやチーズなどを「抜く」為のものです。(上の真ん中だけは鶉の卵焼き型)
物凄い種類があるように見えますが、ほぼ100円ショップで買ったものです。
一回も使ったことが無い型が一杯ありますが、結構楽しい道具です。




これはご飯やパンの型です。
左上は、ハート型の海苔巻きを作る道具で、右上の3つはサンドイッチの抜き型兼表面スタンプ。
下の5つは、おむすびの型ですが、中途半端な大きさなのであまり使う気にはなれません。


最後に紹介すろはこの3本。
はっきりいって、コレが無いと非常に困ります。


まず、緑。
これは波型もしくはギザギザに食品を切るために使います。
簡単に言うと種類の違う彫刻刀を二本繋げたような物体です。


赤いのはデザインカッターの後ろに円いくり抜き用のパーツがついています。
これでニンジンなどを「繰り抜く」と、タピオカくらいの大きさで円形の物体が出てきます。


そして、前回の記事にもちょっと登場しているこいつが、様々な食材を円形にくり抜くことの出来る優れもの。
軸部分についているスライドバーを動かすことで、切り取った部分を簡単に取り出すことが出来ます。


・・・


結構持ってんな!俺!


そんなこんなで眠たくなってきたので、続きはまた明日にでも!