小島愛ブログ「小島時代」

姐御が往く・・・

大人の愉しみ

2007-10-24 22:48:51 | 
 舌の上で蕩ける甘いチョコレート。。。
ころがし、溶けた隙間からコニャックが漏れ
その余韻に酔う。。。。。大人の愉しみ。。。。。
「ショコラ・オ・ボンボン」

 そんなライブを見させて戴いた。

 中納良恵 from:「EGO-WRAPPIN'」
あたしが日本で一番好きな歌い手さん。
暫くの間、その酔いは冷める事を知りませんでした。

 よっちゃん。ありがとう!!!!!

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 そして、もう一人のよっちゃん。。。。。
野村義男 from:「三喜屋・野村モーター's BAND」
大人の余裕をみせられたライブだった。
音を良い意味で「好き勝手に操る」男達。
香しゅう御座いました。

 よっちゃん。ありがとう!!!!!


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 まだまだ「大人の愉しみ」の域に到達していないが
小島の舞う「青柳の糸より」宜しければお愉しみ下さいまし。
http://jp.youtube.com/watch?v=f3k3QWb_MnY



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 追伸・・・大人の愉しみ。
リスナーさんがくれたこちらのチョコレートも然り。
日々美味しく頂戴しております。






美の注入

2007-10-17 20:12:32 | 
 あたしにも『美』の魂を注入してくれる人がいる。
俗に『美容師』と呼ばれる御方だ。

 あたしには大好きな美容師さんが二人いる。
この彼女(TOMO)はその内の一人。
保育園~中学まで同じだった言わば、幼馴染みの同級生…

 うちの母はジーンズショップを営んでいた父に見初められ
(父は照れ隠しでその事実は認めないのだが…)結婚し、
22歳であたしを産んでくれた。
母は若くてお洒落で…
授業参観日に皆が褒めてくれるのをあたしはとても誇らしく思っていた。
そして母はとても器用で、
いつもあたしの髪を可愛いらしく『おちょんぼ』してくれた。
我が家に遊びに来た友達の髪も綺麗に編み込んでよそ行きにしてあげてた。

 TOMOはうちの母に髪を結って貰うのが大好きだった。
いつも自分の『おちょんぼゴム』を持参して遊びに来てた。
うちの母もTOMOが喜んでくれてるのが嬉しかったんだと思う。


 TOMOとは高校も違い疎遠になっていたのだが、
彼女が『美容師』になったと聞いて納得した。
あたしにはその噂を聞いた時、
既に大好きな美容師さんがいて
なかなかTOMOに会いに行けなかった。


 あたしは黒髪前髪パッツンをポリシーにしている。
この何でもなさそうな髪型も手を入れないと唯の貧乏ヘアーになってしまう。
この髪型をあたしのモノにしてくれたのは
もう一人の美の伝導師『MASA』だった。
けど彼は花の都へ行ってしまい
あたしに『美』を注入してくれる機会が愕然と減ってしまった。
二週間に一度はハサミを入れないと保てないこのカミガタ…
あたしはTOMOの事を思い出し、
彼女がいるサロンへ行った。

 
 TOMOはあたしにこう言った。
「私、こじまのお母さんの影響で美容師になろうと思ったんだよ」って…
あたしは凄く嬉しかった。
そして幼い頃から美容師の道を進むんだ!と固く決意し
今も沢山のお客さんに『美』を注入し続けている彼女を尊敬してる。


 美容師と言う仕事は『美』のサービス業。
あたしの仕事は『話』のサービス業。
色んな職種があるけれどあたしは仕事は全てサービス業だと思ってる。
その働きが直接的でなくても
最終的には「誰か・何かの為」になっているのだから…。


 今日もTOMOに『美』のサービスを受けて
あたしは又明日からも
『リップサービス』頑張ろうと誓った。



EAST HAM
岐阜市正木中1-1-1
0120-096399
http://www.eastham.co.jp

涕涙

2007-10-12 02:35:45 | 
 「号泣する準備はできていた」
好きな作家、江國香織さんの小説の題名。
つい先日、一気に読み上げてしまった。

 「流しのしたの骨」「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」・・・
あたしの好きな「タイトルが強烈なエクニ作品」ベスト3に入る。

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 最近、貴方は涙しましたか?????


 泣くと云う行為は感情が昂って抑えられず
その形が液体となり流れ落ちる。
悲しみ・苦しみ・痛み・辛み・・・・・喜び。
往々にして「・・・・・」より左側の感情の昂りで流す事が多い。
こんな陰鬱な涙は老廃物であり、流せば浄化される。

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 今更ながら、「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~」の最終回を見た。
迂闊にも、このドラマで号泣した。
そう、「号泣する準備ができていなかった」のだ。
テイルイした後、陰鬱な涙ではなかったが頗るすっきりした。


 陰鬱な状況に陥るコトは誰もが欲さない。
けれど、涙を流すという行為は所望するのだ。


 あの不器用な彼女が「別に」で乗り切った「クローズドノート」では
あたしはきっと落涙出来ない。

「泣けるよ・・・この映画。。。。。」
当てにならないのではなく、
「号泣する準備ができている」から泣けないと思う。


 試しに行ってみよう。。。。。








ウタウコトが大好きだ。

2007-10-08 01:42:32 | 
 あたしの仕事は「喋る事」

 でも“ウタウコト”が大好きで、
あたしは“ウタウコト”でメシを喰いたいと
子供の頃から思っていた。
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 小学校1年の時、担任の先生から
大垣市の合唱団に入るテストがあるから受けてみたらどう?と言われた。
ウタウコトが大好きだったから迷う事無く受けた。
人生初めての試験だった。

 そして毎週土曜日、バスに乗ってあたしは合唱団のお稽古に通った。
小学2年~中学2年まで毎週毎週・・・
パートはソプラノ。
定期的に演奏会があり、大垣市では勿論、遠征もした。
本場ウィーンの男の子達と交流したこともあったし
韓国の合唱団とも一緒にステージに立ったこともあった。
「アリラン」という曲を歌った記憶がある。
ソロを任された時は本当に嬉しかった。
ウタウコトが大好きだった。

 中学は「合唱」に力を入れていた。
そういう時代だった。
CDが世に蔓延って来た時代、合唱のレコーディングもやった。
「♪あの山を思い出そう♪」アカペラ四重唱のこの曲。
ソプラノ代表でこの曲を歌った。
ウタウコトが大好きだった。

 高校は「合唱」なんて恥ずかしい。
そんな感じやすい年頃だった。
バンドをやろうと持ちかけられた。迷わず「うん!」と答えた。
学園祭で演るのがあたし達の最終目的。
憧れの「久世先輩」みたいに格好いいステージをやりたかった。
3年間で1回しかステージには立てない。
最後の年にステージ立った。
快感だった。
ウタウコトが大好きだった。

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 高校を卒業してあたしは
ローカルタレントの道を選んだ。
ウタウコトでメシを喰う。この夢を諦めた訳ではなかった。

 タレントとして喰って行けるまでバイトをした。
喫茶店で「いらっしゃいませ」「オジューワンです」というバイトをしてた。
ちっちゃなパスタ屋で歌うバイトもした。

 年々“喋る事”でお金を稼ぐことが出来る様になり
バイトを辞めた。
そうして「ウタウコトでメシを喰う」という夢も段々消えていった。

 ウタウコトが大好きだがメシが喰える実力も才能もない。
“喋る事”でお金を戴き、たくさんのアーティストに会ってあたしはそう思った。
あたしの実力ではお金を戴けない。
あたしにとってウタウコトは“趣味”でしかない。

 それでいい。
 それがいい。


 “喋る事”でお金を戴いている以上、半端な事はできない。
努力も勉強もしなくてはいけないのだ。仕事だから。

 自分の首を絞めました。やるしかないのです。

 あたしの仕事は「喋る事」。
あたしの趣味は「ウタウコト」。

 ブルースカフェ4周年で急遽、ウタウコトをして来た。
趣味なのでユーチューブとやらで公開しようと思う。
趣味に付き合って戴けるお方は御覧あそばしませ。
http://jp.youtube.com/watch?v=WT95DoBF5uc









 







嗜み

2007-10-05 17:19:19 | 
 週に一回は和服を着る。

どこかお出かけする時は和服を着る。

この生活、とても気に入っている。

ギフロマンチカ」・・・
キモノを愛して已まない乙女達が立ち上げたイベント。
前々から気になっていたステキ女史達。。。

 6日、お会いする事ができる。
ブログに紹介して戴き、有難う御座います。

 どのオキモノで参ろうか・・・
試行錯誤しております。
アンティーク着物が欲しいわ。。。






★★★★★★★

2007-10-05 03:32:34 | 
 敬愛するベンジー様の曲に
「★★★★★★★」というモノがある。
読み方は「人殺しの気持ち」だ。。。

 
 もうすぐ、日本舞踊の発表会がある。
何演目か舞うのだが、
先生に「此れは貴女にピッタリよ・・・」と言われ
単独で踊るのが、
「青柳の糸より(仮名屋小梅)」という演目だ。

 明治20年6月9日に起きた殺人事件が
モデルになっているんだそうだ。
諸説あるらしいが、
「好きな男には振り向いてもらえない。
でも、好きではない男から言い寄られる。
あまりにストーカー行為がエスカレートしてきたので
川の辺でその男を刺し殺す。。。」
という物語。。。

 失恋の刹那さとストーカー男への憎しみ…
淑やかさだけではなく情熱的にも舞わなくてはいけないこの演目。
まさしく「★★★★★★★」を露わにしなくちゃいけない。

 「貴女にぴったりよ・・・」
の先生の仰った意味が何を指すのか分からないが
熱く演じさせて戴こう。。。






頑張るな!三十路女!

2007-10-02 03:12:26 | 
 今日のファッションは冒険だった。

・ニューロティカポロシャツ。
・髪型はポニーテール。
・メガネ。

 辛うじてスカートが赤のタータンチェックでは無く
少し毒めいた「紫」で、
網タイツを履き、ブーティを合わせたのが
あたしらしいところ。。。

 面白い反応だった。

「お前、それはかなり無理があるだろう!」と率直に言ってきたスタッフ。
「良い感じですネェ~ロック少女ですネェ~」と気を遣ってきたスタッフ。

 10代の頃からアタシを知ってる“率直スタッフ”にこんな事も言われた。
「お前、頑張ってるよな。頑張りが見えるのが痛々しい。」と笑って言われた。


 あははははははははははははははは。
あたしは頑張ってるのか!!!!!!!!!!!!!!!!!
笑うしかねぇ。。。

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 「頑張る」という言葉はなんだかあまり好きではない。
それは何だか余裕が無いように思うからだ。
我慢をしなくてはいけないように思うからだ。
「がんばって・・・・・」
この言葉はとても便利でよく使われる。
この言葉以外に応援する適当な言葉が見つからない。

 「奮発(フンパツ)してぇ~~~~~」
あたしの中では「気力を奮い起こして!」っていう意味で使いたいけど
「いっぱいお金だしてねっ!」みたいに聞こえちゃうしさ。。。
 「奮起(フンキ)してぇ~~~~~」
あたしの中では「元気を奮い起こして!」っていう意味で使いたいけど
「漏れちゃったんですぅ」みたいに聞こえちゃうしさ。。。

 まぁ、兎に角「がんばって~」以外に
適当な言葉がないのだ。だからなんだか仕方なく
「頑張ってねっ!」って使ってしまう。そんな自分も憎い。

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 何も頑張っちゃいない。好きでやってる。
けれど三十路を過ぎた女がこのような格好をするのは
余裕がないように見える=頑張って見えるってことか。。。
痛々しいではないか。


 失敗か。。。


 女、三十路を過ぎると色んなモノに負ける。
重力・紫外線・代謝力・・・世間体と優しい言葉と痛い言葉と若い女。。。
けどあたしは負けたくなんかねぇ。
頑張るさ!!!けど、頑張ってるのは外には絶対見せてやんない。
と言いながらも今日はちょっぴり弱音を吐きましたが。。。

頑張れ!あたし!!!!!!
頑張るな!あたし!!!!!


 最後に言っておくが、この格好、あたしはめちゃめちゃ好きだ。