釣行 7 船頭と話す

9月14.15.16日、仁淀川へ行ってきた。
前回の釣行から実に4ヶ月ぶりや。夏は暑かったきしやないとしても、釣行回数今回でたったの7回目。働き方改革でわしの業界はよりしんどい勤務になって全然行けてないのよ。政府がしたい改革はこんなことやないはず。我々みたいな夜勤のある業界は昼間だけの仕事と同じ理屈で考えたちいかん。ほんとに協会はバカ。正に机上の空論。あの元担任め。

連続深夜の明けた14日、ササッと身支度を整えて仁淀川へ。この連続深夜らぁてのがほんとにしんどいのよ。勤務と勤務の間隔が空いちゅうとかじゃなくって、実際はしんどいのよ。わかれやバカ

場所は97センチが釣れた場所。
1m増水しちょって笹濁り。んービミョーなコンディション。適当にダンゴを練って投げ込む。本流は流れが速いき淀みと流れの間へ一発。淀みへもう一発。
川岸をパトロールしよったらセンサー発動！いきなりハリスを切られた。

秋雨前線の間の晴れ間。普通に夏や。わしはちょっとでも汗でシャツが濡れるのが嫌やき水着で行動する。すぐ入水できるしね。
眠いき酒飲んで寝たかったけど、暑すぎて無理。雨傘で直射日光を防ぎながら川の中で過ごした。

14時頃軽トラが来た。おんちゃんが竿を2本もって川岸へ行きよった。
しばらくして近付いて話かける。おんちゃんの竿、１つはミミズ、もう１つは市販の練り餌でのブッコミ釣りやった。おんちゃんは仁淀川の屋形船で雇われ船頭をしゆ人やった。船で案内しても仁淀川は目立って紹介できるもんが少ないき間がもたんと。やき自分が喋りまくって40分を切り抜けるとか言いよった。そして喋る喋る。ざっと2時間は喋ったね。
その間におんちゃんはイダとニゴイを釣った。イダは焼いて素麺の出汁にするんやと。うんと美味いと言いよった。ニゴイは飼い犬と飼い猫のエサにすると言いよった。
男のトイレにある小便を散らさんようにって標語を語りよった。吉野の桜も散れば汚しとか、松茸の露とか。須崎のトイレがうんと面白いき覚えてきたと言うて披露してくれた。いやぁ面白かったわ。

おんちゃんが帰ってから宴。
餃子と鍋食って、さと子に貰うた酒飲みながら浅田次郎読んで寝る。
21時過ぎやに鳥が車の屋根を歩き回りよった。屋根を叩いたらやまるけど、またすっとカタカタ歩くの。あれ、今考えたら何かオカシイねぇ… その時は何とも思わんかったけど、真っ暗やに小鳥が車の屋根歩くかねぇ。そんな経験無いわ。
まぁえいか…

4時にセンサーが鳴って鯉が釣れました。