昨日から無性にルー・リードの「ワイルドサイドを歩け 」が聞きたくなって何度も繰り返し聞いてます。
今日は、そう、ルー・リードの命日なんだと後から気づきました。
2013年10月27日に逝去されてもう9年になるのか・・・
あの時は "Satellite Of Love" の動画をこのblogに載せましたっけ。
今回は同じ1972年発表のアルバム”Transformer”から、今頭の中で流れ続けている「ワイルドサイドを歩け “ Walk On The Wild Side”」を載せたいと思います。
重低音のベースを波のようにゆったりと響かせるなか、ニューヨークの裏街道、ゲイ・ムーヴメントやドラッグを歌い、そこはかとなく背徳感漂う歌です。
歌の中に出てくる人物は実在の方らしいです。その中でも、以前にも書きましたが Sugarplum Fairy(砂糖菓子の妖精)はアンディ・ウォーホールの工房の仲間からジョー・キャンベルに付けたニックネームで、アメリカではじめてゲイで市会議員になったハーヴェイ・ミルク(映画「ミルク」でショーン・ペンが演じてます)が若かりし頃にお付き合いした人物だそうで、ミルク氏がキャンベル氏にあてた心のこもったラブレターがミルクの伝記本に掲載されてました。
ニューヨークのワイルドサイドの先端を歩んでいた方たち。
映画「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ ”Hedwig and the Angry Inch"」では、幼い主人公が壊れた電子レンジに頭を突っ込んでこの曲を口ずさんでいました。舞台では使われてるのかな?
YouTubeでこの曲のlive映像がありましたが、とても明るい曲になっていて驚いてしまいました。この曲は薄暗い部屋で背徳感に浸りながら聞いていたいのでやはりアルバムの曲が一番好きです。
Lou Reed - Walk on the Wild Side (audio)
うわ、ルー・リードの記事とはめちゃくちゃ嬉しいです!
実は私、ヴェルヴェットアンダーグラウンドが大好きで、ルー・リードソロのアルバムも一時よく聴いてました。
Walk On The Wild Sideは名曲ですよね。
ルー・リードは亡くなる前にツイッターもやってらしたのでフォローしてましたが、亡くなっちゃって本当に悲しかった。
そうそう!ワイルドサイドは「ヘドウィグ〜」の中でも使われてましたよね。
あれは、本当にめちゃくちゃ良い映画だった!舞台も見てみたいですよね。
今この曲を聴きながら返信を書いてます♪
私は映画「ヴェルヴェット ゴールドマイン」でルー・リードの曲を知ったので、もう30代でした。ごみつさんの方が長くルー・リードの音楽に親しまれていて、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドはそんなに知ってないので、ごみつさんが気に入っているのなら是非もっといろいろ聞いてみたいと思います!
Twitterもやってられたとは知りませんでした。
前にルー・リードの伝記を読んだときに少年時代の電気ショックのエピソードに心痛みました。彼の少しシニカルな、既存の価値観を信用しない視点はそんな経験からも影響を受けているのでは、と思ってみたり・・・
でもなんというか、ルー・リードの歌は心地よくて聞いていてホッとします。
「ヘドウィグ・・」の映画は切ない物語だなと思ったのですが、舞台はどう変化しているのだろう・・・確かに見てみたいですね