第2話 ゴッド・アンド・モンスター
何か実験してるミカエル。縛った男の血を抜き、恩寵を混ぜて飲ませる→燃えた。
こいつ、向こうにいた時から色々試したがりだよね。下手の横好きっちゅうか。でもナイフさばき凄い!(ジェンが)
ジョーからの情報でミカエル探しに出かけるサムとメアリーとボビー。ミカエルは天使を察知するのでキャスはお留守番。ジャックとニックのお守りも担当。そんなワンオペ大丈夫か!?(無理)
ジャック、ニックの話を聞きつけ、「父さんの話? 僕も見ると辛い」 父さんが多すぎる青年。
ニックは今までの所業を思い出し、ヤバくなってる…。
魔王の器になるなんて正気じゃなかったと嫌悪するニックに、それだけ絶望していたんだとなだめるキャス。だがそれが、忘れていた妻と子供の死を思い出させてしまう。
死体の山があった街。病院の安置所を訪れた三人。ボビーの危なっかしいFBIぶりw 最終戦争前は同じようなことはしてたらしいが、忘れて久しいと。
こういう時、必ずうまい具合に検視官のセルに電話がかかる。
死体はすべてヴァンパイアだった。ミカエルの意図がわからず、とまどう三人。
ジャックは恩寵がいつ戻るか調べているが、大天使及びネフィリムのパターンはわからない。焦って怒りっぽくなっている。
キャスは、自分が恩寵を失った時にサムとディーンが支えになってくれた、そして自分の気負いもなくなったと話す。いろんな経験したものね。あのときのキャス好きだよ。
『サムとディーンも子供の頃から訓練して、何度も負けて這い上がってきた。辛抱強くやることが重要。君がこれまでやってきたことは価値がある。でもこれからの方がもっと重要だ。未来に目を向けよう』
キャス、良いこと言うじゃん! やっと真の父親らしくなってきた。
ニックは妻子を殺した犯人を見つけようと、今更ながら警察に電話で嘆願。でも取り合ってもらえない。なだめようとするキャスに、やめろ!と指パッチン。…無自覚。キャスも飛びのいたが、私もヒヤッとした。色濃く残るルシファーの影響。
ジミー・ノバックの身体を了承を得て借りているが、彼は死んだと話すキャス。
ニック「人間を道具にする野郎だ。ルシファーと変わらない」
基本天使はその通りなんだよね。キャスは罪を背負っていくつもりだが、すさんだニックの心には届かない。
サム達は、死体を見に来ていた女性を探し当てる。彼女はヴァンパイアのリディア。冒頭ミカエルが捕まえてしばりつけていた中にいた。ミカエルが何か実験してたと話す。
盛装してるミカエル。鏡にディーンが現れ、俺から出ていけ!と叫ぶがどうにもならず。
ミカ・ディーンはセレブ風に女性を引っ掛け、ホテルの部屋でもてなすが、女性は豹変。狼女。
軽く痛めつけて、リーダーを呼べと脅す。能力をアップさせてやる。それで人間から支配を奪えと持ち掛ける。
ジャックは一人でケリーの実家へ。ケリーのお父さんもジャック。名前もらったんだね…。
友人と名乗り、ケリーの話に花を咲かせる。ケリーは政府の仕事で遠くに行っていて、連絡ができないと思っている両親。妊娠してたことも電話で打ち明けられており、心配している。
『出産しました、男の子を。生まれる前から話しかけたり歌ったりしてあげてた。ケリーは100点満点のお母さん。ケリーのような勇気と強さを持てるようになりたい』
ジャック立派だよ。ほんと。ケリーに似てると言われ、泣きそうな表情( ;∀;)
サム達がおめこぼししたリディアの元にミカエル現る。逃がしたのはわざとで、囮になってもらった、もう用はないと目が光り、リディアの目が燃えて死ぬ。
黙って出かけたジャックをキャスは責める。
孫だって言いたかった、でも言えなかった。母さんが死んだこともと、辛そうなジャック。
それは思いやりだとなだめるキャスだが。
ミカエルを見つかったら、殺すの?と聞くジャック。まずディーンから出すというキャスに。
『出ていかなかったら? 殺すことが優先だ。ディーンは問題じゃない。みんなディーンにこだわりすぎてる。救いたいのは当然だけど、ミカエルを殺すことが優先事項。どんな犠牲を払っても』
『ディーンがいたら、きっと同じことを言う』
一気に不穏
リディアの囚われていた教会についた三人だが、狼人間が集団で襲ってくる。銀の弾でも効かず、ナタで首をぶった切りは有効。なんとかすべてを倒したあとに、扉が開いてミカエルが…!
と思ったら、ディーン!?
サム「大丈夫なの?!」 ディーン「んなわきゃねえだろ」 ディーン節にちょっと笑むメアリー。
けれどミカエルが抜けた理由は謎。
ニックは自宅のご近所さんだったアーティの家に。事件当時の証言を取り下げたアーティに詰め寄り、そして…。
金槌で撲殺。かなりサイコホラー。
ジャックとニックがいきなり不穏です
早くもニックが壊れた…。魔王より断然怖い人間ってどういうこと。前シーズンのラスト回で、マギーを殺した犯人がルシファーとわからぬ時点でメアリーがボビーに、「こっちには人間という名のモンスターがいるのよ」と言ったが。
初期シーズンでは人間が犯人のエピほど怖かった。S13のサムをセリにかけたサイコFBIおやじは別に怖くなかった。悪魔や天使は単純だけど、壊れていく人間は怖い。
昔の記憶、10年前のペリさんも若い!
キャスはニックに家族の話をしない方が良かったが、いずれは思い出しただろうし、キャスのせいでもない。
すっごく良いお父さんになってきた。キャスの話で一番響いた、と思ったら今度はジャックが(汗)
祖父母への対応と亡き母への想いの純粋さ。けれど異次元でミカエルにより沢山の人が死に、仲間も助けられなかったことがトラウマになってる。その上で恩寵を無くし役立たずになった。ミカエルがこちらの世界を荒地にしないうちに殺す。そのことが強迫観念になってる。
正義に目覚め、実父が魔王の少年は、とにかくこの世を守ることの方が先という信念を持ってしまった。
そして確かにミカエルが何かしないうちに俺ごと殺せって、ディーンなら言いそうなんだよな…。
ミカエルは今回も気取ってやがる。兄貴のタキシード姿のサービスはもらっとくぜ(笑)
常に使い捨てのコマを作りたがる奴。こっちの天使は手なずける前に覇気もないし、まず人数がいない。人間どもは自分の世界よりも複雑に低俗だ。怪物だけはシンプルに力を求め、俺様の役に立つ。そんな感じ。わかりやすいのはおまえだ。
少量でも大天使ミカエルの恩寵を怪物が適応できるのかよと思ったが、成功してきたらしい。アスモ以来、恩寵安売りシーズンに突入しました。
前回ワーホリだったサムも、マムとボビーと一緒に戦ったくらいで出番は少なかった。今回はJ2お休み回かな? 狼人間とのバトルは前回の悪魔と同様ハードでした。メアリーはどんどん腕を上げてる気が(^^;
鏡ごしの器との対話って、サムもルシファーとやってたよね。シーズン5で。ペアにしたかな。
この回は、実のところこのシーズンの悪役がミカエルではないってことを匂わしてる気がした。
SPNはシーズンごとに複数の悪役が出る。悪役同士も反目したり、利害が重なったり色々だった。でもここからはそうじゃない。ミカエル、ニックすら問題じゃなくなる。
かなりシリアスな展開を、この時予想した。
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