別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

ようやっと半分見た スーパーナチュラル シーズン4

2014-01-01 10:15:22 | スパナチュ雑感
 

サムはまたレベルが上がった…!

男として…と、言ってあげたいところだが、いやそれもあるんだが。

ぬりかべのような肉体美。胸筋の発達ぶり。

幼い頃から人外相手に、元海兵隊の親父に仕込まれたウィンチェスター兄弟は、戦闘力も普通じゃない。
とくに弟は、大学行ってた間それから離れてたと思えない。
シーズン2で、SWAT二人を素手でぶちのめしてるしな。
あんちゃんのちっちゃなサミーは、ホント守りがいのある弟だよ。はー。
さすがジェイソン(13金)と差しで勝負できる男(違います)。

にいちゃん及びジェンセンについてですがね。
地獄からお戻りになって、浄化された美しさが増しました。

どういう。

さすが神に選ばれ、天使に大人気の男(そのまま事実)

そして、シリーズ全体についてですがね。

クリプ鬼 おまへ…

さすが最終鬼畜プロデューサーだよ。そして、腐女子の常に上をいく男。
あ、クリプ鬼とは、総制作のエリック・クリプキのことです。趣味、兄弟いじめ(とくに兄)。
素敵な俳優には、鍛えてくれる(観客もな)監督が必要なのよね!


スパナチュをまだ未見の人はこのブログには来ないと思うんですが(笑) ちょいとおさらいを含め粗筋。
幼い頃に母親を悪しきものに殺されたディーンとサムのウィンチェスター兄弟は、復讐を誓った父親に兵士のように育てられる。
悪霊、化け物退治をしながら街から街へ。定住せずに成長した二人だが、サムはそんな生活や人生に嫌気がさし、父と兄と決別して大学に入る。
頭脳明晰な彼は、奨学金を得てスタンフォード大学で弁護士を目指し、美しい恋人と一緒に暮らしていたが、そこに数年ぶりに兄ディーンがやってきて、父親の失踪を告げる。
一緒に捜してくれと言う兄に逆らったサムだが…

結局色々あって、二人で父を捜しつつ、ゴーストバスターズの仕事をして旅に、となるのがシーズン1。
ストーリーが進むにつれて、サムには本人も知らない暗い出生の秘密があり、兄弟はその渦に巻き込まれて行きます。父ジョンとの再会。そして別れ。
二人でその秘密に徐々に迫っていくのが、シーズン2.
シーズン3は、2のラストで起こった出来事を解決しようと足掻く弟と、諦観と弟への想い、さらには自分の根底にある感情に向き合わざるを得なくなる兄。
悪霊や化け物よりも、悪魔がどんどん登場してきて、さらに戦いは厳しくなっていきます。
そしてシーズン4。さらには天使たちが…

とまあ、どんどん話は広がり、現在本国で放映中のシーズン5に至っては、ほとんど少年ジャンプめいたストーリー展開に(笑)
シーズン1の頃の、男兄弟らしいやり取りや喧嘩を交えつつ、ゴーストハンターしていた頃が懐かしいという声も多いらしい。それでも一定のファンと人気を保ち続けているのは、兄弟役の二人が美形というだけでなく、演技もどんどん上手くなっている上に、先を見たくなる展開、毎度の脚本のうまさ、低予算にもかかわらずクオリティの高い撮影、様々な面でレベルの落ちない良さが継続しているからでしょう。

現在の日本のテレビドラマは、通常全11話が基本のようですね。人気が出ると、相棒のようにシリーズ化されるけど。
アメリカのドラマは、22話が基本。倍です。人気が出るとシリーズ化、視聴率が低いと打ち切りは変わりませんが、長いシリーズは本当に長寿。ERとかシーズンいくつだ…? ヤングスーパーマンは、クラーク・ケントのハイスクール時代を、今32歳になった俳優が演じ続けているし、LOSTは未だ登場人物が無人島から出れない(^_^;) 作品の質が低下していくか、それはなくても登場人物がどんどん入れ替わることも多い。それを見越してでもないんでしょうが、キャストが多いドラマ、群像劇が主流になってきてます。HEROESも多いね。

そんな中で、スパナチュは珍しく、メインキャラクターが兄弟二人のみ。
その他お馴染みのキャラクターもいますが、毎回は出てこない。各シーズンごとにサブキャラも出るけれど、次シーズンには出なくなったり。
シーズン5終了時には100話を越えるストーリーのほとんどを、出ずっぱりになる二人は、実に大変な仕事量です。
人外のものに吹き飛ばされ、殴られ切られの戦闘シーンも多く、スタントなしでほぼ演じてるしね。

ジェンセン・アクルス、ジャレッド・パタレッキの二人は、どちらも本当に愛すべきナイス・ガイ。
そして、本当に仲良し(^_^)v


ウィンチェスター兄弟というのは、運命に翻弄され、他者の入り込む隙間がないほど過酷な人生をいくため、当然のことながら互いにブラコン。
べたべたした兄弟愛ではなく、男兄弟らしい関係性だけど、なんせディーンは弟を守ることを至上としてきたので、それははたから見ても、兄弟愛というよりもほとんど母心の域に近いです(笑) そしてサムは、実に弟キャラ。兄ちゃん大好きの癖に、兄の生き方に反発し、父親に反抗し続ける。

どんな時でも兄貴であることを第一とし、軽口とおねえちゃん好きを忘れず、ジャンクフードとレトロなロックが大好きで、お父さん至上主義、弟が命。
そんなディーンを、驚異の美形ジェンはその美しい碧の瞳に感情を見せて演じてくれています。
自分の秘密に苦悩しつつも、男として成長していく真面目なサムを演じる、とんでもないガタイと頭脳の持ち主ジャレッパは、2m近い身長なのに見上げるような仔犬の眼、必殺パピィズアイをフルに活用して、兄と視聴者(女性)を翻弄してくれます(笑)

人外魔境のものに驚かされたり、グロいシーンもありますが、ホラーというより過酷な運命に向かう兄弟の物語。兄弟愛と家族愛がテーマのドラマです。
二人の掛け合い的な会話や、映画やドラマ好きな兄から飛び出す軽妙なセリフ。
NYなどが舞台と違い、地方都市での都市伝説や、家族主義など、アメリカの本質的なものもわかるし、兄弟がもったいなくも洒落っ気がまったくないのも良い(笑)


ファンにはお馴染みの仲良しフォト


ジャレッパはやはり196、7cmになってるらしい… ジェンが186cmでも10センチ差…。



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