別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン14 そぞろ感想9

2021-01-24 00:17:20 | シーズン14


第9話 ミカエルの弱み

カンザスシティ。都会のビル。クリスマスパーティ会場で、全員が怪物に殺される。
ミカエルはセレブっぽい女性に憑りついている。バージョンアップ怪物志願者と面接。一人はなんとガース。
兄弟の友人と見抜くミカエルに、ガースは家族のために勝利する側につきに来たと言うが。 

真夜中のバンカー。チョコシリアルをキッチンで食べているジャック。キャスに見つかる。
天国のケリーのこと、キャスと虚無との取引のことも気にしてるが、キャスはまず幸せになることが条件なので、まだまだ遠いと(^^;
「人生とはすばらしいものかもしれないが、幸せはわずかだ」 キャス、このシーズン名言言うじゃん! 

サムとガースが電話。案の定ガースは潜入してた。あぶねえなあ。
ケッチからのスカイプに応対してるジャック。あいつ子供に自慢するようなキャラになっとる。
ルシファーの時に使った、大天使を閉じ込める金の卵みたいな装置。UKから盗んだが、追っ手が来て郵送したそうだ。間に合わん事態。

ガースは仕方なく恩寵を飲む。少し前はヴァンパイア爆発したけど、今は7人中1人が爆発…。ジュースとかで薄めたのかよ? 

ディーンとキャスは、ミカエルへの武器になる槍を手に入れるためにダークカイア探しへ。
サムとジャックは卵装置引き取りに。二手に分かれる。

ディーンは何の取引もなくジャックを取り戻せたと思ってる。そいういう幸運はないってことをあんた以上に知る人はいないだろ…。
ミカエルの憑依の意味を理解し、殺そうとする意志を固めてる。兄貴がサムのジャック奪還に乗ってしまったのも、サムが何度も経験した「憑依」を自分が初めて体験して、弟の苦しみを知ったのもあるのかな。 

サムとジャックは宅配の支店に。ピッキングをするジャック。真面目に勉強したらしい。
装置を取り出したものの、サムは定番にどたまをやられ、ジャックは攫われる。
サムの前に女性に憑依したミカエルが。ああ、卵溶かされた…。でもミカはサムを殺さず。 

古い倉庫に潜んでいたカイア。ディーンとキャスの背後を取れる女子。
カイアに槍を譲ってほしいと頼む。守りたい人たち、大事な家族がある。大勢の人たちを救うためにその槍が必要だ。
兄貴、ここまでは良かったが。
元の世界に戻るためにジャックの力を欲してるカイアに、できると言っちゃう兄!
キャスもさすがにジト目でとがめるも、カイアも何か隠してると言う。

捕まえたジャックに、偉そうに伯父的説教こいてるミカエル(みかけ伯母)
もと居た世界では上空から死をもたらしたが、こっちでは内側から変異をもたらす。
ご高説だが、怪物に変異させて人間を駆逐するという大天使とはかけ離れたやり口。
「僕の伯父は檻の中にいる」と冷静な突っ込みジャックえらい。
「時間というのものをわかってない。時が流れ、すべてを目撃する。何世紀かたてばお前のパワーも戻る。すべてが大差なく思えてくる。どっちの世界も気にならなくなる」
遥かな時を生きる者としての超然とした物言いに聞こえるが。
やっぱり「より良き世界を作る」というのは偽りのお題目ってことね? 語るに落ちたぜ。

先に乗り込んだサム。兄貴に電話で釘を刺されたが、言うこと聞かんのが弟である。
ミカエルの側近のヴァンパイアを一刀両断。ジャックを助けてガースとも合流。でも出口でガースが理性を保てなくなり、サムに襲い掛かる。
冷静になれって、それ無理だから(^^; ガース頑張ってくれたよ。サムの渾身の締めに落とされ、インパラトランクに。死なないでよかった。 

ディーンとキャス合流。弟の独断を諫めるのもおざなり。どうせ聞かんとわかってる兄。どっちもどっち兄弟健在。
ミカエルは僕たちを待っているというサム。勝ち目無し、俺達らしいというディーン。
これ放送したのはクリスマスだったのか。第九がかかります。コメディタッチにしたいのか、どっちかと言えばこっぱずかしい構図でいまいち謎。 

ミカエルはVIPルームでカッコつけて待ってるが、みんななかなか来ずにイラついてる。
こいつ、子供っぽいな実は?
まずキャスが先陣。言わずもなが囮(^^; メタボロにされる。ミカエル役の女優さんなかなかいいわ、ヒールで。
サム、ジャック、そして槍を持ったディーンが立ち向かうも、もう少しのところでディーンの様子が。
憑依が女性からディーンに…!
槍を折ってしまう💦 カイアにどう言うんだ。

ディーンは私を拒絶していた。抵抗し続けていた。だから手放したが、いつでも戻れるようにしていた。
もう彼はいない。
そう言ったミカエルは、シティ中に配置した怪物たちに人間を襲わせるサインの指を鳴らす。 

ミカエルはディーンを知らねえからな

人の心にあるものを読めるからって、その人の人生や想い、つちかってきたものからくる本当の力を知ってるわけじゃないよね。
ミカ・ディーンは本当にカッコいいし、活躍してほしい人が多かったのもわかるんだけど、異世界ミカエルは元々たいした深みがある性格じゃなかったから、兄貴に入ったからすごい見応えのあるキャラになるとはどうしても思えなかった。

逆にこのセレブ女性に入ってたミカエルの方が、なんとなくらしくて良かったよ。結局ギャラリーが必要なんだよね彼は。ディーンが最強の器で必要なのはともかく、以前煮え湯を飲まされた異世界の甥も、雑魚天使(キャス)も、マイ器の弟やらも奴にとってはどうでもいいはず。

彼らと共に行動するのが常のディーンを引き寄せるために、殺さずにいてやったくらいの感覚なんだろうが。一人でいたときのソワソワ加減は、どう見ても「いよいよ俺の晴れ舞台、見せてやる!」だった(笑) 

まあサム達の一人でも手にかけてたら、ディーンはたとえ大天使の力をもってしてもコントロールできない核爆発案件になってたので、ミカエル読みが甘くて幸いだったんだぜ。 

次回はディーン奪還のために、三人寄れば文殊の知恵、たぶんサムがメインの知恵になるんでしょうが。奪還自体はされるにきまってても、その手段や副産物がまた大問題になるパターンはアリアリである…。

そしてこんな大変な時に、メアリーとボビーは休暇中。

 

  


コメントを投稿