うつくしまふくしま子ども未来応援プロジェクト(県北)

NPO法人ビーンズふくしまが行っている,仮設住宅の学習・遊びを通じたコミュニティ支援の様子を綴っていきます。

パラレルワールド? 9/16 佐原仮設学習支援

2015年09月25日 11時30分34秒 | 日記
みなさん、こんにちは。
うつくしまふくしま子ども未来応援プロジェクト県北です。

この日も佐原仮設の子どもたちと散歩に行くつもりで、
前の日に子どもと話し合って行先まで決めてあったのですが、
スタッフが急用で事務所を離れられず、
仮設に着いたのは勉強の始まる時間の直前。
約束を守れなかったことを謝ると、
「そんな話した?」という反応。
子どもたちが気にしていないならいいかと思いつつ、
若干拍子抜けしたような、変な気分というか違和感は残りました。

子ども達が勉強を始めると、その違和感は増大。
賑やかな雰囲気はいつもどおりなのですが、
ある子どもは連絡帳に書いてあるこの日の宿題がほとんどやってあったり、
別の子どもは普段はすぐに取り掛かるのに全くやる気がなかったり、
反対にいつもはなかなか進まない子どもがさっさと済ませてしまったり。
18時過ぎには全員が宿題をおわらせてしまうという、
ここは本当に佐原か?と思ってしまう小学生の時間でした。

 
 

中学生の時間も終わり外に出たところで住民の方に呼び止められ、
何事かとついて行ってみると、
そこには一輪の月下美人が咲いていました。



育てている方に聞くと、
仮設住宅に来てから花が咲いたのは初めてとのことでした。
花が開いているのは一晩だけという貴重なものも見ることができ、
いろいろと不思議で特別な一日でした。







そこにトラックがあるから 9/11 佐原仮設学習支援

2015年09月16日 12時46分45秒 | 日記
みなさん、こんにちは。
うつくしまふくしま子ども未来応援プロジェクト県北です。

この日の福島市は久しぶりのいい天気。
足取りも軽く、勉強会の前にいつものように散歩に出かけました。

向かった先は近くの運動公園の補助陸上競技場。
「補助」とはいえ立派なトラックがあり、
そこに降り立った子ども達は当たり前のように400m走をスタート。
なぜ彼らは走るのか?多分そこにトラックがあるからでしょう。



トラックを2周したところで満足したのか疲れたのか、走るのはおしまい。
水分補給しながら帰路につきました。

走って疲れた後でもやるべきことはやる子ども達。
楽しい週末にするために、外が暗くなってもがんばって宿題に取り組んでいました。

 


2学期はじまりました 8/28~9/4 佐原仮設学習支援

2015年09月09日 11時34分08秒 | 日記
みなさん、こんにちは。
うつくしまふくしま子ども未来応援プロジェクト県北です。

8月下旬から2学期が始まり、帰宅後の学習支援も再開しました。
夏休みの終わりあたりからなんとなくはっきりしない天気が続き、
一気に涼しくなってしまいました。


集会所の壁にひっついていたカエル

1か月ぶりの学校のリズムにまだ体が慣れないのか、
少し元気のなさそうな子どももいますが、
貴重な晴れ間にはできるだけ外で遊ぶようにしています。

 

勉強も変わらずのんびりやっています。
終わらなかった夏休みの宿題をやっている姿も見かけましたが、
過去は振り返らず、冬まで元気に過ごしましょう!