寒空の中で行われた成人式が終わり1月も中旬を迎えたころ、しのぶ台仮設にて「もちつくどー@しのぶ台」が行われました。
毎週2回学習会を行っているしのぶ台仮設でのお餅つきは今年で3回目になります。
3年も続けられているのは、お餅つきの道具や作法、美味しいお料理を作って教えてくれるおばあちゃんやおじいちゃんがあってのこと。
感謝いっぱいであるのと同時に、それらを自分たち下の世代が覚えて引き継いでいかなければと思う中、始まりました。
仮設住宅の集会所の前にある門松。
お餅つきを始める前に、道具である臼(うす)に水を張り、杵(きね)を水に浸しておかなければならないそうです。
その間に集会所の台所では、おばあちゃんやお母さんたちが、一晩水に浸けた餅米を蒸かしてもらっていました。
このとき子どもたちは何をしていたかというと…
集会所の周りにておにごっこやおにごっこやおにごっこ…全速力で手加減なし、真剣勝負で走り回りました。
幼稚園・保育園の子どもたちや小中学生の子どもたちに加え、東京からボランティアさんが3名いらっしゃったこともあり大人数でのおにごっこでした。
お餅を食べた後には、おにごっこやだるまさんが転んだ、手押し相撲など昔からある外遊びを力いっぱい楽しみました。
半永久的に続くかと思われたおにごっこも、「できたよ~」というおばあちゃんの声で一旦終わり、
蒸かした餅をうすときねのところに運び…
まさにお餅つきがクライマックスになりました。
まずはおばあちゃんとおじいちゃんがお手本を見せてくれました。
力強く息の合ったおもちつき。
子どもたちも恐るおそる、けどわくわくと好奇心いっぱいの表情で行っていきました。
集会所の中からおもちつきを見守っている姿も。
実はおもちつき現場は外から見るとこんな感じです。
天候が良くなく、外で行う予定のお餅つき開催が危ぶまれることをおもんぱかり、
集会所の壁に沿ってブルーシートを付けていただいたのです。
これは前日に仮設に住む大工さんであり学習会に参加する子どものおじいちゃんがご厚意でしてくれました。
おかげさまで強風や小雪から逃れて集中しておもちつきができました。
つきたてほやほやのおもちをどうやって食べるかというと…
鶏汁やきなこ、ずんだ、粒あん、くるみと豆腐を和えたもの…どれも手づくりでバラエティに富んだ贅沢な食卓になりました!
自分たちでつき、おばあちゃんやお母さんが作ってくれたお料理と合わせて食べるおもち。
できたてなのでおもちがのびることのびること。大変美味しゅういただきました。
食べ終わりお片付けを終えると、集会所でお話したり、外遊びをしたり、かるたやトランプをしたり、わいわいとそれぞれの時間を過ごしました。
ボランティアさんとビーンズスタッフは子どもたちや仮設に住まわれる方々とお別れをして、帰途につきました。
事務所についてから今回の行事の感想やこれからの課題や反省点、改善点などを共有しました。
その中でも、今回の外遊びを通して子どもから発せられたとある言葉を掘り下げてお話しました。
それは普通のおにごっこばかり続いたこともあり、室内での遊びをスタッフがそろそろ提案しようかなと思ったときのこと。
ある小学生の女の子が「もっと走りたい。こんなにおにごっこできるの久しぶりだもん」とぽろっと話してくれた言葉。
自分の限界まで身体を動かし遊び抜く子どもたちから、外遊びの大切さをただただ実感しました。
同時にそれを幼年期、少年期に奪われてしまった・奪われている子どもたちに、
身近な第三者である大人として何ができるのか、あらためて問われた日になりました。
毎週2回学習会を行っているしのぶ台仮設でのお餅つきは今年で3回目になります。
3年も続けられているのは、お餅つきの道具や作法、美味しいお料理を作って教えてくれるおばあちゃんやおじいちゃんがあってのこと。
感謝いっぱいであるのと同時に、それらを自分たち下の世代が覚えて引き継いでいかなければと思う中、始まりました。
仮設住宅の集会所の前にある門松。
お餅つきを始める前に、道具である臼(うす)に水を張り、杵(きね)を水に浸しておかなければならないそうです。
その間に集会所の台所では、おばあちゃんやお母さんたちが、一晩水に浸けた餅米を蒸かしてもらっていました。
このとき子どもたちは何をしていたかというと…
集会所の周りにておにごっこやおにごっこやおにごっこ…全速力で手加減なし、真剣勝負で走り回りました。
幼稚園・保育園の子どもたちや小中学生の子どもたちに加え、東京からボランティアさんが3名いらっしゃったこともあり大人数でのおにごっこでした。
お餅を食べた後には、おにごっこやだるまさんが転んだ、手押し相撲など昔からある外遊びを力いっぱい楽しみました。
半永久的に続くかと思われたおにごっこも、「できたよ~」というおばあちゃんの声で一旦終わり、
蒸かした餅をうすときねのところに運び…
まさにお餅つきがクライマックスになりました。
まずはおばあちゃんとおじいちゃんがお手本を見せてくれました。
力強く息の合ったおもちつき。
子どもたちも恐るおそる、けどわくわくと好奇心いっぱいの表情で行っていきました。
集会所の中からおもちつきを見守っている姿も。
実はおもちつき現場は外から見るとこんな感じです。
天候が良くなく、外で行う予定のお餅つき開催が危ぶまれることをおもんぱかり、
集会所の壁に沿ってブルーシートを付けていただいたのです。
これは前日に仮設に住む大工さんであり学習会に参加する子どものおじいちゃんがご厚意でしてくれました。
おかげさまで強風や小雪から逃れて集中しておもちつきができました。
つきたてほやほやのおもちをどうやって食べるかというと…
鶏汁やきなこ、ずんだ、粒あん、くるみと豆腐を和えたもの…どれも手づくりでバラエティに富んだ贅沢な食卓になりました!
自分たちでつき、おばあちゃんやお母さんが作ってくれたお料理と合わせて食べるおもち。
できたてなのでおもちがのびることのびること。大変美味しゅういただきました。
食べ終わりお片付けを終えると、集会所でお話したり、外遊びをしたり、かるたやトランプをしたり、わいわいとそれぞれの時間を過ごしました。
ボランティアさんとビーンズスタッフは子どもたちや仮設に住まわれる方々とお別れをして、帰途につきました。
事務所についてから今回の行事の感想やこれからの課題や反省点、改善点などを共有しました。
その中でも、今回の外遊びを通して子どもから発せられたとある言葉を掘り下げてお話しました。
それは普通のおにごっこばかり続いたこともあり、室内での遊びをスタッフがそろそろ提案しようかなと思ったときのこと。
ある小学生の女の子が「もっと走りたい。こんなにおにごっこできるの久しぶりだもん」とぽろっと話してくれた言葉。
自分の限界まで身体を動かし遊び抜く子どもたちから、外遊びの大切さをただただ実感しました。
同時にそれを幼年期、少年期に奪われてしまった・奪われている子どもたちに、
身近な第三者である大人として何ができるのか、あらためて問われた日になりました。