上の小説は拙著です。
古代史オウメの分身の牧野君の作品です。
よろしくお願いします。
歴史学は大きな功績を社会に提供しています。
歴史は統計学です。いや統計学の科学です。かつ人間のする行動学です。
テレビにモニタリング的番組があります。そのデータを集めたのが歴史学と言い換えられます。
いつの時代も成功者と失敗者は同じです。
きつい表現でいえば賢いものが勝者になりその賢者に及ばなかったものが敗者となります。
優勝劣敗の法則でしょうか。現実とは厳しいものですね。
だから徳川家康は織田信長や豊臣秀吉に敵わないことを悟ると死ぬまで待つ作戦に出たともいえます。
まさに鳴くまで待とう時鳥です。
家康にこじつけますが家康は歴史を好んだといわれています。
史書を紐解いて家康はこう悟ったに違いありません。
自分が信長や秀吉に勝てないのを知ったので勝負を避けて損害を減らしたのでしょう。
もちろん暗殺をするわけにはいきません。
信長の庇護に合った時期もありますし秀吉には敵わない時期もありました。
なので家康はじっと耐えて時期を待ったのでしょうね。
これも勝者になるやり方です。
すごく邪なやり方ですが自分より強い存在が消滅するのを待っていたようです。
家康は嫌な男に見えますがそれだけ乱世を終わらせたかったのでしょう。
信長に息子と妻を切腹させられても秀吉に関東に移封されてもめげませんでした。
その点だけは買おうと思います。
根性のある奴だと。
なんだか暗い話になってしまいましたが家康を倒す方法も恐らく石田三成が考えていたに違いありません。
歴史をもっと三成は活用すべきだったのでしょうね。
だから関が原で負けたのでしょうか。
そう思うとちょっと残念に感じますね。
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