本家ボタンエビ

ボタンエビ・・・



「あれっ、北海道で食べたものとちょっと違うぞ。」

と思われる方が多いかもしれない。

しかし、こちらが正真正銘の本家ボタンエビである。

おそらく北海道で食べたものはトヤマエビだと思われる。

本家のボタンエビの漁獲量が極端に少ないので、

トヤマエビの方が名前を乗っ取った形で、

トマヤエビをボタンエビと称して、売っているようである。





ボタンエビに戻ろう・・・



タラバエビ科に属するエビで水産業上の重要種。

土佐湾から北海道の内浦湾にかけての水深300～500m

に分布する日本固有種。体長20cmを超える大形種で、

濃い黄赤色に不規則な赤色斑（はん）がある。

ほかのタラバエビ類同様に雄性先熟の性転換をするので、

漁獲される大きな個体は、すべて雌である。

エビ類（主にタラバエビ科）ではもっとも高価なランク。




上記の雄性先熟（ゆうせいせんじゅく）とは、

雄として成熟して繁殖に参加した後、

雌に性転換して繁殖に参加することを言う。





さて、このボタンエビだが勿論、生で食したい。

何ともいえない上品な甘味。

そしてねっとりした事｡。

こういうのを口福というのだろうか？こたえられない。

このボタンエビの甘さ濃厚さには、

他のエビはちょっと太刀打ちできないのでは？

と思うほどです。




見つけることさえも難しいかもしれませんが、

遭遇した際には、是非とも、ご賞味あれ！

いっている意味がわかるとおもいますよ。