
風が少しきつかったのですが、それが強い日差しからくる暑さをやわらげ、心地よい散歩になりました。光があふれる、写真撮影には絶好な環境で、未熟な技術を補ってくれて結構自分では見ごたえのある写真が撮れたように思います。新しいカメラの性能を引き出すべく、いろいろな機能を試すこともできました。

金沢城には外国人観光客の姿が目立ちましたが、北陸新幹線開業から5年たった今でも内外の観光客数は一向に減少の気配がなく、そのためのホテルも開業ラッシュといっていいくらいの空恐ろしくなるくらいの勢いです。こんなに多くのホテルが金沢に必要なのかと思いますが、5年後には、さてどれくらいの数のホテルが残っているのでしょうか。本日発表の地価公示も20何年振りかで上昇に転じたといってましたが、あの建築ラッシュを見ると納得できます。


金沢城は、以前このブログで何度か触れていますが、戦後(もちろん応仁の乱ではなく、アジア太平洋戦争・第2次世界大戦ですよ)ずっと金沢大学が存在していました。世界にもまれなお城の中の大学として、出身者ではない私なんかも、市民の一人として誇りに思っていたのですが、みずから(なのかどうか、政治家が暗躍したとのうわさがありますが)お城を去り、ずっと郊外の山の中に身を引いていきました。その山の中の建物はすごいですよ、立派ですよ、でも、マムシに注意なんて看板を見ると、どうなんでしょう。金沢の市街地から隔離されたような大学で、いったん登校すると下校するまでそこから出られない、町の生活とはかけ離れた環境で過ごす学生さんが可哀そうになるのは私だけなんでしょうかね。勉強に集中するには、絶好な環境とは言えますかね。出身が街中の大学のせい(?)で、勉強に集中できなかった私なんかが心配することは、きっと余計なお世話なんでしょうね

