
工房を始めた10年以上前には一度だけ作った事があります。
勢い付いて名刺を作ったのは良いが、配る相手がおらん!!
通販での販売なので、直接お客さんに会う事もなくその後は名刺は持つ必要がなく
名刺を持たないでも商売が出来ると自慢しとりました。
そんな中、昨日地元で仕事上での関係が発生しそうな方と会う機会があり
自分の名刺は渡さず、チョット失礼な挨拶となりました。
そこで一念発起して、30年前に勤めていた印刷会社に名刺の依頼をしました。
「縦型で、活版印刷風の古風な感じで」と説明して今の工房の状況などもサラっと説明しておきました
2日後、校正がメールの貼付ファイルで送られてきたとですが、開いて見る事は出来るとですが
訂正をして送る事がデケン。(何のアプリを使うのか解らん)
縦型で注文したはずが、何故か横型のやっつけ仕事のようなデザインにチョット憤慨して
翌日デザイナーに会うべく印刷会社に出向きました。
表れたのはデザイナーになって1年目と言う若い青年
まず、何故「縦型」で注文したのに「横型」になったのかを聞くのですが、ハッキリしない。
で、名刺交換の場面では縦長の方が相手と自分の手が窮屈にならない事。
私の名前は「吉田伸一」なので、最後が「一」(漢数字のいち)になり横書きだと右端の空間が開き左寄りに見えてしまう事。
の2点の理由で「縦型」で注文したと説明するが、、、、「ハアー」の答。
次に、いかにも「やっつけ仕事」と思われる部分を「なぜ、そうしたのか?」といちいち質問すると
全部まとめて「何となく」と答てきました。
ちなみに、私が指摘した部分を具体的に書きますと
固定電話は「TEL」と書き、携帯電話は「携帯」と書いてあるので
アルファベットと漢字を混在にした理由はなんですが?何か理由があるのですか?
メールは「e-mail」と書き、ホームページは「ホームページ」と書いてあるので
この部分もアルファベットとカタカナで表記した理由はなんですか?
答は同じ「字詰めのバランスや、、、、なんとなく」。。。。
たかが名刺100枚の注文から、次の仕事へとつながっていく商売の基本も解っとらん若者には頼らない事として、結局自分ですべて部分の指示を書き込みました。
文字はすべて「明朝体」
屋号は、競合する相手が居ないので小さくで良い
県外での販売をするので県名から書く
数字は老眼でも何とか識別出来る「漢数字を使う」
郵便番号は桁数で解るので「〒」の記号は不要
固定電話も携帯電話も同じく桁数で解るので「電話」も「携帯」も不要
メールとホームページアドレスも書式でわかるので「表記」は不要
以上の内容で指示しました。
後日出来上がったのが写真の名刺です。
担当のデザイナーは終始「はー?」の受け答えで、名刺の意味に付いて深く考えた事が一度も無いような様子であります。
必要な情報を、限られた紙面の上に見やすく配置する事が重要で、依頼主の仕事内容や人間性をも推測出来るようにしなければならんとです。
必ずしも必要でない文字を入れ、バランスという曖昧な言葉で適当に配置を決められても困る。
最後に印刷代を払う時点で、30年前の値段のまま変わっておらんことに、、、、、清書係のようなデザイナーの何となく仕事であれば妥当な価格と納得しましたが、魂を込めた仕事をして欲しいとは言えずに帰って来ました。
勢い付いて名刺を作ったのは良いが、配る相手がおらん!!
通販での販売なので、直接お客さんに会う事もなくその後は名刺は持つ必要がなく
名刺を持たないでも商売が出来ると自慢しとりました。
そんな中、昨日地元で仕事上での関係が発生しそうな方と会う機会があり
自分の名刺は渡さず、チョット失礼な挨拶となりました。
そこで一念発起して、30年前に勤めていた印刷会社に名刺の依頼をしました。
「縦型で、活版印刷風の古風な感じで」と説明して今の工房の状況などもサラっと説明しておきました
2日後、校正がメールの貼付ファイルで送られてきたとですが、開いて見る事は出来るとですが
訂正をして送る事がデケン。(何のアプリを使うのか解らん)
縦型で注文したはずが、何故か横型のやっつけ仕事のようなデザインにチョット憤慨して
翌日デザイナーに会うべく印刷会社に出向きました。
表れたのはデザイナーになって1年目と言う若い青年
まず、何故「縦型」で注文したのに「横型」になったのかを聞くのですが、ハッキリしない。
で、名刺交換の場面では縦長の方が相手と自分の手が窮屈にならない事。
私の名前は「吉田伸一」なので、最後が「一」(漢数字のいち)になり横書きだと右端の空間が開き左寄りに見えてしまう事。
の2点の理由で「縦型」で注文したと説明するが、、、、「ハアー」の答。
次に、いかにも「やっつけ仕事」と思われる部分を「なぜ、そうしたのか?」といちいち質問すると
全部まとめて「何となく」と答てきました。
ちなみに、私が指摘した部分を具体的に書きますと
固定電話は「TEL」と書き、携帯電話は「携帯」と書いてあるので
アルファベットと漢字を混在にした理由はなんですが?何か理由があるのですか?
メールは「e-mail」と書き、ホームページは「ホームページ」と書いてあるので
この部分もアルファベットとカタカナで表記した理由はなんですか?
答は同じ「字詰めのバランスや、、、、なんとなく」。。。。
たかが名刺100枚の注文から、次の仕事へとつながっていく商売の基本も解っとらん若者には頼らない事として、結局自分ですべて部分の指示を書き込みました。
文字はすべて「明朝体」
屋号は、競合する相手が居ないので小さくで良い
県外での販売をするので県名から書く
数字は老眼でも何とか識別出来る「漢数字を使う」
郵便番号は桁数で解るので「〒」の記号は不要
固定電話も携帯電話も同じく桁数で解るので「電話」も「携帯」も不要
メールとホームページアドレスも書式でわかるので「表記」は不要
以上の内容で指示しました。
後日出来上がったのが写真の名刺です。
担当のデザイナーは終始「はー?」の受け答えで、名刺の意味に付いて深く考えた事が一度も無いような様子であります。
必要な情報を、限られた紙面の上に見やすく配置する事が重要で、依頼主の仕事内容や人間性をも推測出来るようにしなければならんとです。
必ずしも必要でない文字を入れ、バランスという曖昧な言葉で適当に配置を決められても困る。
最後に印刷代を払う時点で、30年前の値段のまま変わっておらんことに、、、、、清書係のようなデザイナーの何となく仕事であれば妥当な価格と納得しましたが、魂を込めた仕事をして欲しいとは言えずに帰って来ました。