ゆうなとダディ

娘のゆうなと自分の日記ブログ

大逆転将棋2006

2006年01月13日 | テレビ・映画

今さらながら、1月3日にオンエアされた『大逆転将棋2006』
観ました

正月番組の録画が結構溜まっちゃって、全部観るのも一苦労です


それにしてもこの『大逆転将棋2006』は面白かった

これ、毎年やってるんですね

今まで観れなかったのが凄く悔やまれるぐらい面白かったッス。

谷川九段や森内名人が対羽生四冠戦で投了した局面から、有名人が
羽生四冠側を持って指したり、もしも対局ではプロ側の駒は
成れない
ルールや王手をかけるまで持ち駒使用禁止ルールとか・・・。


企画も面白いけど、神吉六段の司会、ジェームス三木のヘタさ加減、
森内名人の受け答えなどなど・・・めちゃめちゃ笑いました

奥さんは

「何がおもしろいの?」

って言ってましたけど

この番組の面白さは、将棋をやる人間じゃないとわかんないッスね



しかしまぁ一番関心したのが佐藤棋聖

橋本五段と脳内対局をやったんですよ。

しかも10秒の早指し

脳内対局ってのは、盤面を見ないで頭の中だけでする将棋
の事です。

口頭で指し手を言い、頭の中の将棋盤で駒を動かしてく。

しかも1手10秒以内。

駒の配置はもちろん、持ち駒も全て覚えてなけりゃいけませんからね


そんな脳内対局でこの局面。






先手の▲4一金の銀取りに対して、佐藤棋聖構わず▽2六歩!

脳内対局ですよ

10秒将棋ですよ

盤面見てないんですよ

なのに佐藤棋聖は、▲4一金は詰めろじゃないけど、▽2六歩は詰めろ
だとわかっていたんです


事実この後▲2七歩成から13手詰み。

俺なんて盤面見てたって詰めろに気付かねーっつーの


総手数114手。

余り駒は桂1つと合駒された歩1つ。

持ち駒までキッチリ覚えてる証拠です。



いやー、プロって恐ろしい・・・

負けた橋本五段も大したもんですが、佐藤棋聖はこれで負け無しの
三連覇らしいです。

同じプロの神吉六段や瀬川新四段がため息ついてましたよ。

凄すぎるってw



来年また観るのが楽しみになりました

それまではこれの録画で何回も楽しみたいと思います