仕事も早く終わり、週刊少年マガジンを読みながら帰宅に
つくため電車に乗ってました。
すぐ目の前の席が空いたから座ったんです。
しばらくすると、マガジンを読んでる俺の肩に重みが・・・。
隣の人が寝てるんです。
俺に寄りかかって・・・
とりあえずすぐさま男か女かチェック
大事なことです、ハイ。
まわりの人に悟られぬよう、目線をマガジンからひざ辺りに移す。
軽く開かれたデカイ足、チェックのパンツに、学生カバン。
( ̄- ̄メ)チッ
(どー見ても高校生の男だな・・・)
男の為に肩を貸してやる優しさは、俺にねぇ
肩を揺すって起こそうとするものの、なかなか起きない。
肩で頭をカチ上げる。
やっぱり起きない。
(野郎、どんなツラしてやがるんだ・・・)
頭が俺の肩に乗ってますから、直接こいつの顔を見れません。
マガジンを読んでるふりをしつつ窓に映る顔を見ようと
しましたが、うつむいてる為見れず。
くっそー、顔が見てぇ!
色々顔を見る手段を考えましたが、俺が降りる駅に到着
してしまいました。
ここが最後のチャンス
もう一度肩で頭をカチ上げてから立ち上がる俺。
寝ぼけながら姿勢を正す高校生。
(・・・やっぱ変な顔だ。肩貸して損した)
・・・
・・・ちょっと待て。。。
冷静に考えろよ、俺。。。
顔が良ければ肩を貸しても
OKだったのか!?
男に!!!
軽い自己嫌悪に苛まれつつ、とぼとぼ歩いて帰りました。。。
俺は女好きだ!!
声を大にして言うことではありませんが、一応ね