広島平和記念資料館、数年前にリニューアルしました。 前回行った時は、少年だったので よく覚えていませんわ。
歴史を真剣に学びたいという気持ちが、「ある、 無い」 によって展示に対する捉え方が、大きく変わります。
30分くらいの見学でしたが、有意義な時間になりました。(普段は、ボッーとして生きてます)
G7、招待国首脳は、「何を感じた」のでしょうか? 人として問いたいです。
特に、報道によるとウクライナ ゼレンスキーさんは、うっすら涙を浮かべていたらしいです。同感です。
「館内は、団体の学生で大混雑です」 「入場料は、200円、音声ガイド利用の場合は400円追加」
おっちゃん、おばちゃん(※)毎朝、8時頃 何をしてはりますか? 朝ご飯食べている、それとも朝ドラ(NHK)見てますやろぉかぁ?
通勤、通学や既に仕事中の方、家事、育児で忙しい時間帯かと思います。
いつも通りの朝が来るって当たり前ですか!? 「幸せ」って事なんじゃない!? 命の心配なんて考えた事もないし。
ウクライナの国民は、毎日、自身、家族そして、戦場で必死に国を守っている兵士は、「命」が、かかってますやん。「生きる、死ぬ」
の瀬戸際の生活です。
その心配がない日本は、「平和、幸せ」って事なんだと思うねん。 感謝やなぁ~
生きていかなきゃならない心配を多くの国民がしていた ”戦時中の日本”
一瞬に街が焼け野原に、生きる場を失った広島と長崎の事実は、後生に伝え続けへんと!
「8時15分に、リトルボーイ(通称)長さ約3M、縦約70cm 重さ約4トンを 病院上空に投下 地上600M付近で大爆発」
想像ですが、人々を乗せた市電が、走りまわる広島は、戦時下であるものの いつも通りの活気ある朝だったのでしょう。
誰もが、原子爆弾を投下されるなんて思ってもいない。
そもそも「原子爆弾」って何? たった一発で10万人以上の死者、街が壊滅状態になるなんて考えつかない事。
衝撃な展示物の一つに「人影の石」があります。
当時、銀行の入り口付近の階段に男性が座っていた場所です。銀行開店を待っていたのか、それとも、休憩していたのか定かではありません。
「中央付近(右の画像)、石の色が濃いでしょう... 座っていた場所、即死です」
「人影の石」は、爆心地から約260メートルの位地にあり、原爆の閃光を受けて一瞬に焼け焦げに、逃げることも出来ず死亡したものと思われます。
浴びた温度は3000~4000度で、丈夫な石づくりの建物の中にいた行員も全員即死だったらしいです。
即死を免れた人々は、あまりの暑さ、火傷で「水」を求める為に 川に集まったそうです。
体は、黒焦げで皮膚がめくり上がり、垂れ下がった状態で人々が、必死に歩いている。
「助けて! 水が欲しい!!」 声もだせない...
そして、無言で死んでいく人々。
「爆心地から半径3km内は全滅、市内の複数の川には ”水” を求めに行ったが、力つき人々が山のようになっていたらしい」
「皮膚がめくれて、垂れ下がっている人々が 多数いたそうです」 「しんどいなぁ~。(悲) 背中、全体が火傷です」
更に深刻だったのが、生き残った被爆者
それが、「原爆病、放射線」やねん。数年から数十年後に発症。 毎日しんどい生活の始まりや。
吐血、血尿、血便、皮膚の出血斑点、発熱、口内炎、白血球・赤血球の減少、月経異常、吐き気や食欲不振、下痢、頭痛
不眠、脱毛など。 ガンになって亡くなる方もいます。
「放射能が含まれた ”黒い雨” が降ってきたらしい」 「白い壁に、黒い雨の跡」
現在の核爆弾の威力は、どのくらいか知ってはりますかぁ!? 79年前の広島、長崎の1500倍の威力って言うねんけど、意味分からないわ~。
例えると、東京に落とされたら、関東の2/3が壊滅状態になるって事や。 そやから、東京から半径50km以上の街はなくなる。
えッ、分からへんてっ。 関西やったら、大阪城に落とされたら、京都、神戸、奈良、和歌山 が全滅やでぇ... 恐ろしいわ!! ほんまに。
「核保有国の核爆弾の数です、2022年、パキスタン、インド、中国、イスラエルは増えてますやん」
冗談やなく、花火のように気軽に打ち上げられたら、ほんまに終わりやでぇ! 美しい地球に住めなくなるわ。 街がなくなるだけではなく
放射能で住めなくなりますやん。
地球は、人種、宗教、国同士のもめ事で絶えず、どこかで争いがあります。特に大国や対立国は、最終手段として「核」が必要らしいねん。
日本が最後の核経験国で終わらせて欲しいと願っている中、 ゼレンスキーさんも同じコメントでした。
戦争で、死傷者を出すだけではなく、近隣国や全世界にあらゆる面で影響を及ぼし、プラスになる事ひとつも無いねん。現に、
ウクライナの穀物の生産量が大幅に減って物価が上がり、旅客機が上空を飛べない事で無駄な燃料も消費してますわ。
「子供たちに戦争、核の恐ろしさを伝えているガイドさんです」
毎日、大勢の子供たちが見学に来ています。が、まだ深く理解出来ていないでしょう。 平和過ぎて現実からかけ離れていますから。
そやけど、何か一つ心に残して欲しいです。この子たちの誰かが、リーダとなり世界平和、核ゼロの実現が来る事を願うばかりです。
ウクライナにも早い平和を!
※ 副業で、京都、大阪でお世話になっていた仕事仲間です。!私のブログに対して厳しい意見(評論家7名)を言う
おっちゃんとおばちゃんたちです。現在は仕事引退してます。人間的にいろんな意味で勉強させてもらいました!
元気に毎日楽しく生きて下さい。