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振動や騒音の故障診断

2013-10-25 17:44:21 | 日記

自動車に発生する振動と騒音は数多くの不具合現象となって現れます。
振動や騒音の苦情を持ち込まれて整備する場合は、まず、不具合現象を特定し、その不具合を引き起こす振動強制力や共振系を推定し、原因を絞り込んで,効率よく作業を奥なうことが必要です。
ここでは、不具合発生頻度が高く、不具合要因も多く事例を取り上げ、故障診断の考えをフローチャートにまとめ、系統立てた点検・整備方法について説明します。

振動の故障診断
一、 フラック(高速走行時)
高速で走行した時に、比較的限られた車速で発生し、ステアリング・ホイールの回転方向の振動レベルはほぼ一定しています。主な振動強制力はタイヤのランアウト、ユニフォミチィ不良及びアンバランスでありますが、デイスク・ホイールやデイスク・ロータなどのアンバランスが原因となる場合もあります。
診断の要点
1、 車両の状態点検
  タイヤ、ホイールの点検
  ステアリング関係の点検
  サスペンション関係の点検
要点:
・ タイヤのサイズ、外観、空気圧に不良があると振動源になります。
・ 各部のがた、プシューのへたり、ステアリング・ダンバの取り付け様態に不良があると共振の原因になります。
・ サスペンション・アームの損傷、ゴム・プシューのへたり、ホイール・ペアリングにがたがあると共振の原因になります。
2、ハブとホイールの嵌合部の点検
   ・ ハブとホイールの嵌合部に隙間があると、タイヤを取り付けた場合、タイヤと車輪のセンタのズレにより振動源となります。
3、タイヤの振れの点検;

4、ホイールの振れの点検;

5、タイヤの振れの修正;

6、ハブの振れの点検
・ タイヤ、ホイール、ハブなどに振れがあると、振動源となります。  

7.タイヤのバランスの点検
   ・ タイヤにアンバランスがあると、振動源となります。

8、ホイール・アライメントの点検
   ・ ホイール・アライメントに狂いがあるとステアリング関係が共振します。


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