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ドイツの洪水で名門ACシュニッツァーに被害。歴史的名車が水没

2013-06-10 18:21:58 | 日記

5月下旬から降り続き、記録的な洪水に見舞われたドイツの東部から南部の地域。BMWのモータースポーツ活動の中核を担っているACシュニッツァーもその大洪水の被害の直撃を受け、地下にあるワークショップと車両が保管されている車庫が全水没するという、痛ましい状況にあるようだ。

 チームクルーへの電話インタビューを試みたところ、ドイツとオーストリアの国境近くに所在するシュニッツァーのワークショップが浸水したと連絡が入ったのは、6月1日にレッドブルリンクで開催されていたDTMドイツツーリングカー選手権の予選日で、急遽メカニックがワークショップに戻ったが、すでに手遅れの状態だったようだ。

 レースを終えて戻ったクルーたちが実際に引き揚げ作業に入ることができたのは、翌水曜日から。地下室の天井近くまで溜まった泥水が引くまでには時間がかかったそうだ。

 この洪水被害によって、チームオーナーであるシュニッツァー家の宝と言えるBMW M1や、GT2のM3など、歴史的なシュニッツァーのマシンや一家が大切にしていたZ1などの自家用車の大半が水没したという。自然災害とはいえ、シュニッツァー家にとっては肩を大きく落とす出来事となってしまったが、チーム監督であるチャーリー・ラムの自宅も水害で激しく損傷した状況ながら、気丈に振舞って後片付けに勤しんでいるという。

 6月15~16日のDTMラウジッツリンク戦に向け、シュニッツァーのクルーたちは水害の後片付けや掃除に追われながらも、マシンの整備に多忙を極めているようだ。

 なお、ドイツ、オーストリア、チェコ、ポーランド等の諸国を襲った大洪水の被害に対し、DTMを運営するITR e.Vは特に被害が大きかったドイツのマイセン、ピルナ、ヘルツベルグの3市町村の被災地に、各10万ユーロ(約1300万円)を寄付している。


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