【福岡大学】刺繍刺繍刺繍【合氣道部＆少林拳】

これも書いてるのが7月1日ですよ、と




今年も福岡大学の合氣道と少林拳の部活の方からまとまった注文いただきました。
合氣道の分が5名、少林拳の分が19名。

ちょっと刺繍機の事のお話ですが、
店の方に入れてある業務用ミシンは最高速度で1分間に1,200回の縫い（ステッチ）ができます。
で、合氣道のほうでの例で言えば

「左胸に大きく入れる【合氣】の二文字は約28,000ステッチ｣です。

つまり、28000/1200=23.333…で大体最高速度で23分かかりますよー、てことです。
でも、最高速度で作業をすると、
振動が凄い＆針が折れるでミシンにも絶対悪影響だよねコレ
と言うわけで実際は700回転が自分的には平常運転です。
つまり、トラブルがなければ40分作業ということ。

合氣道は左胸、肩、袖、帯、ズボン、袴の5箇所で大体40,000ステッチ＠一人分
少林拳は左胸、裾、ズボンの3箇所で大体32,000ステッチ＠一人分

余裕で1日作業です、有難うございます。
ミシンが目を離すとトラブルを起こしてくれる素敵野郎なので、
セット後放置ができたらどんだけ楽なことか。

面フチ修理【東海大福岡】

書いてるのが7月1日なんですけども
東海大福岡の子の面預かりのお話



ずっと練習してるので、革の部分の劣化が凄くてブヨブヨです。
あと、面金がカチャカチャ鳴ってました。



面金が見えてます。
この状態で使うと、面金は折れます。
チタンだろうが、折れます。

修理のために、革の部分を外します。




はい、ココ折れてます


面金の交換は、組工賃で大体1万八千円位と面金代ですので2,3万見ることになります。
事情を説明して、折れてるとこも承知でどうにかして欲しいという事でしたので



どうにかしました。



地のとこと内輪も分離しかけてたので補強入れました。

そいで


面金は合皮と樹脂でガッチガチに巻いた上で綿を詰めて牛革を張ってます。

突垂も劣化してるとこを補強して付け直しです。

後はフチを塗って終了





大学も頑張ってくだせぇ


KAZUYA CHANNEL GXも( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ
http://www.nicovideo.jp/watch/1467191950
警察の人たち、頑張れ
自衛隊の皆さん、超頑張れ

6月12日(日)第59回全国銃剣道能美大会in寺井体育館に出店致します。

大会に出店させて戴くようになり６回目となります。
今年も丈夫な防具、動きやすい防具、お手頃な防具と色々お持ちいたします。
m(_ _)m

ミツボシの防具、旭峰（きょくほう）

３月受注分のが上がってきました。
やはり峰は３ヶ月かかりますね

小手から。



布団も厚め、小手頭もミツボシ独特の形状です。

面。





突垂部分と面布団の長さがお客さんの変更仕様でした。
最近は短いのが主流ですね。

垂。




小手同様の厚めの生地。
今回は大垂・小垂の大きさが変更仕様です。

胴。

一番最後に出来上がった胴。
職人さんが１人かかりきりで作るので、胸の部分をこだわると結構時間がかかります。

旭峰（きょくほう）、完成です。

４月から峰が全部値上がりしてます（大体１割ほど）。
納期の方は半年からちょっと早くなって３ヶ月程度になっていますが、
注文が重なるとどうしても納品が遅れますのでご購入の際は

「納期」

だけ、お気をつけ下さい。
時間はいかんともしがたいのですが、そのかわり日本製のしっかりした防具が出来上がります。