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インプレ | Impression Bridge (記憶を跨ぐ)

自粛要請したいならカタカナより漢字の文字で

日本全国で、新型コロナウイルスの大規模集団感染が懸念されている。

これを、テレビなどでは「オーバーシュート(Overshoot)」というらしい。はじめは何のことやらわからない。あまり聞き慣れないが、この言葉を聞いたこと記憶をたどれば、旅客機の着陸失敗でオーバーランしたときに聞いた覚えがある。

しかも、それは航空評論家や元パイロットという具合で、専門家の用語として使用される何となく理解ができる。(オーバーランは、オーバーシュートとも言うのか、という視聴者としての認識レベルでいい)

しかし、最近使われているのは「爆発的患者急増」という意味で、その専門家間やオブザーバーなどを交えて会話するには適した「専門用語」であっても、ことさら一般の国民に発するのはどうだろうか?

たとえば,一歩譲って感染拡大に繋がる若者の行動を押さえたいというので、カタカナ英語を使ったとしよう。でも、この軽い響きに「症状が比較的軽い」という症例の年齢層に向き合った言葉なのかも疑問です。

しかも、年齢が70代・80代の人が感染から重篤な症状になる確立が高いのならそんな新しい「カタカナ英語」ではなく文字から想像が可能な「漢字」を入れた表現が適切なんだと思う。

日本の「文盲率」は、ほぼ0%と、読み書きに不自由する人がいないに等しいなかで、老人を軽視した発言に聞こえてくる。テレビのテロップも「オーバーシュート」と大きく書かれて括弧して(爆発的患者急増)とする。

あえて表示するなら、

爆発的患者急増 (オーバーシュート)

まったく本末転倒であると思う。

 

さらに、厳戒態勢による不要不急の外出を控えるよう要請された(外出自粛)ときに使われたのが「ロックダウン(Lockdown

グラスに浮かんだウィスキーの氷が落ちたとか、ロックミュージシャンがダウンしたとか、岩が落ちて来たとか耳で聞いた瞬間想像したが、何のことはない「都市封鎖」だそうだ。

クラスター(Cluster)」を和訳すると今回の場合「小規模の感染集団」となるらしい。今ではコンピュータ用語の相互接続に使われるので少しなじみがあるが、一番身近に感じたのが戦争に使われる「クラスター爆弾」である。

大きな爆弾の本体のなかに小さな爆弾を詰め込み破壊力を増したもののイメージがある。

できれば、「集団感染の恐れがありイベントなど集団や密閉空間をさけるように」と表現してほしいものである。

 

呼吸困難の時、常備しておくと助かります。命の綱の酸素です。

登山の時、リュックに一本持って歩きます。

過呼吸などにもどうぞ!


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