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インプレ | Impression Bridge (記憶を跨ぐ)

中国からの珍客が会社へ参上!

会社は1階にあるので、色々な人が訪れる。 もちろん仕事としての訪問がメインであることには違いはない。


ある時は、鍵を忘れて入れないと今にも泣きそうな小学生、親が帰ってくるまでの緊急避難先になったりする。 また、お母さんが迎えに来ないので、行き違いで勝手に帰ってきてしまった小学生の待っている場所など・・・。 あるときなど、この事務所の遙か前は喫茶店だったらしくて、その常連さんが何十年ぶりに通りかかったとよってみたといって、私の知らないシュチュエーションが新鮮だったりする。 今日、扉が開いて「英語」で呼ぶ声が聞こえた。


スタッフが出て行くと、何やらプリント・・・という言葉が聞き取れたと言う。 外から、プリンターがガラスウィンドウ越しに見えるからかもしれないが、どうして来たのだろうと思いつつ私が対応する。 この辺は、宿泊施設なども少ないというよりも無いはず。さっぽろ雪まつりも終了して2日目なので外国人が多いのはわかる。 どういう経路で来たのかと思いつつ事情を聞いた。


何かの事情で、予約したホテルの部屋の有効活用ができる。



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話は変わるが、市電などに乗車すると最近では「中国人」の観光客にほぼ100%出会う。



※初音ミクの市電・・・これを待っている人も多い。(2017年撮影)


毎年、ラッピングが変わります。「雪ミク電車2019(札幌市交通局より)」


今回は平成30年12月3日(月曜日)から平成31年3月26日(火曜日)までとなっています。


雪ミク電車2019運行事業」のページからは、歴代の雪ミク電車の歴史がわかります。







その目的と言えば、電停である「西線(ニッセン)19条」で乗車してきたり下車する人達がほとんどだった。使い勝手も、近年東京のJR山の手線のように、内回りと外回りでループ化されてからは観光にも使い勝手がよくなったようだ。 その目的が、藻岩山にある「札幌もいわ山ロープウェイ」に乗るためで、朝から夜景の観賞時間まで最寄りの電停駅の「西線19条」は賑わっている。



そんな中で、春節を迎えた最近ではちょっとした違った風景を見る機会に恵まれた。 ホテルなどが無い場所で、たくさんの買い物の荷物を持った中国人観光客のファミリーが下車していく。 こんなところに、宿泊施設があったかなというくらいの電停である。日本の友人宅とか、海外支店としての社宅なども考えつくが、もう一つ「Airbnb」いわゆる民泊ではなかろうか?と思い始めている。 以前、さっぽろ雪まつりのシーズン前後は、札幌市内のホテルは満室が続いていて首都圏から来る営業の人達から宿泊の確保をお願いされたこともしばしばである。その時は、交通の便のいい地下鉄駅とJR駅がある「琴似(ことに)駅」付近のホテルなどを予約してあげたこともある。 今では、ここの場所もむずかしいのであろうが・・・。

そんな風に、昨年あたりは札幌の分譲マンションの管理として「民泊」の禁止などを盛り込んで決議した記憶もある。時代は先に走っていてなかなか追いつけない。


さらに、最近は中国人観光客の民度を上げて批判もするが、そんなことが無くなってきていることも確かであろう。 話を戻すと、今回訪問してきた珍客は、中国からの旅行者で、札幌を見てから明日に「京都」へ行くという。


京都は、オーバーツーリズムが叫ばれていて観光地としては満杯なのだろう。しかし、日本人が京都の良さがわかるように、他の海外からの旅行者も魅力的な場所なのだろう。 そこまでは、想像がついたつもりでいたが話を聞くと京都へ行く目的は「マラソン」らしいことがわかった。そのエントリーシートの印刷をしてほしい、ということで来た目的は理解した。 京都マラソン2019 2月17日 ただ、当社は紙の印刷やプリントアウトなどを生業としていない。


最初はプリントサービスをやっているのなら近くの「セブンイレブン」があるよ、と教えたのだが・・・。


本人曰く、一度セブンイレブンなどコンビニに行ったらしいが、スマホからのプリントアウトはできないと断られてしまったらしい。 (そうかな?)とも思ったが、来てしまったものはしょうがないので、スマホからe-mailで添付ファイルを送ってもらってプリントアウトすることにした。 ここまでは、どうしてうちの会社へ来たのだろうとモヤモヤしていたのだが、中国語で書かれたマラソンエントリー内容を見てからは、なぜか応援したくなっていた。異国の地に来て、日本の決まりに基づいてイベントに参加しようとしている姿に心を打たれた。


私が、海外旅行に行ったときに多くの人達に助けられたし親身になってもらった経験がある。


今でもFacebookでつながっていたりする。そんな感情が溢れてきていた。すがすがしい青年であったこともプラスになっていたかもしれない。 プリントアウトしたものを確認してもらっていると、 「いくら?」と英語で聞いてきた。 「お金はいらないよ!」と答えておいた。


明日には京都へ行くので札幌を離れるという。 旅の安全とマラソンの好成績を願って・・・ 「Facebookなんてできないよね!」と私は聞いてみた。 中国事情はわかっていたので、どんな反応をするかなと。


ちょっと笑顔でその青年は「中国ではWeChat」と答えていた。


なかなか中国の人とは友達として繋がれないなぁ~・・・  



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