タ イ 王 國(マレーシア連邦・インドネシア共和国)
第三種郵便物認可郵便友の会ニュース平成13年(2001年)3月15日
12月5日から26日日までの二一日間「ユネスコー2000青年国際交流信託基金事業派遣団」
に参加しました。団はユネスコ活動分野での専門家としての、青少年団体専門指導者
十一名で構成されました。
タイ王国
12月5日この日は国王の誕生日。公共の建物や街角に国王の肖像画が掲げられて慶
祝ムード一色。夕食はタイ.典舞踊が見られるレストランで取りました。
12月6日タイの青少年団体の連合体一NCYD一を表敬訪問。事務局長から同国の
青少年団体活動の現況を聞き、その後、ユネスコアジア・
太平洋地域申央事務所を訪問、ユネスコと同事務所の活動の目的、
現状などの説明を受けました。更に貧しい人々が集まる地域の子供たちへの
教育支援活動を展開する財団を訪ねました。
12月7日バンコクの美化一活動として、一般家庭でのリ一サイクルやゴミの減少、
子供たちへのゴミ選別方法の教育を展開中のクラブや組織の代表と意見交換、
タイ王国最古のアット・ヤイ・スワンナラiム一大金寺一を見学。
文化遺産でもある寺で出家修行中の背少年の僧侶の姿に、歴史や伝統文化などを
大切に受け継ぐ活動を見いだしました。
12月8日少数氏族の文化・事一ア央たジヨロアジア地域間)コ地訪イス洋を
タネ平所(ユ大務行ザ)
PFC全国懇話会会員 上
小池喜一
伝承に取り組む中学校を訪問。徒で午後7時、ラマダン月の
生徒の伝統音楽演奏と民族開始。コーランを唱えてメッ舞踊を観賞しましたが、
とカに向かっての礼拝が日没まても感激でした。で続きました。
盛大な歓迎晩さん会が行わマレーシア連邦れ、私共の受け入れ準備に
青
12月9日タイからマレー隼団体が総力を挙げて取り組シアヘ移動。
「ようこそ!んでいることを、伺い知るこ今はラマダン月(断食の月一とが出来ました。で…」のあいさつでイスラ川12月10日国立の児童養護仏教国へ。
到着の印象を強く施設を訪問。事業内容を視察実感しました。しましたが、最近は予算の減夕方、ハッサン・アジア脊少で運営のひっばくやスタッ少年団体協議会(AYC)会
7L不足が悩みの種とのこと。
長の私邸前庭に到着。ハッサこ万後、国際青少年センターン会長は敬けんな
イスラム信(IYC一を訪れ、各青少年団体の代表と「環境問題への背」供
子少隼団体の取り組み」についのて、意見交換をしました。.設..
12月11日ペラ州都イポ市轟一範青少年団体指導者と養)の意兇交換、
伝統文化伝承の童アビデオ観賞、伝統工芸陶器セ児シ立一ンターの視察を行いました。
国レ午後10時、タジョロスリー・ペラ州首相一AYC会長州知事 主催の歓迎晩さん会が、州首相公邸で開かれました。
12月12日クアランプールで国立劇場を視察。最新の設備や運営についての説明を受け、
その後、隣接の圃立美術館で民族に根ざした近代絵画展を観賞し、最後にユネスコ支局を訪れ、ユネスコ活動の情報提供を受けました。
インドネシア
ー2月13日マレーシアからインドネシアヘ移動。歓迎夕食会で青少年の
伝統舞踊伝承活動の一部を鰯賞しました。
12月14日西スマトラ州知事表敬訪問。講堂ではボランティアの集会が開かれ、
水害地帯への支援物資が山積みで、私共も義援金を寄付しました。
この後、海洋環境保護活動グループと無人島へ向かい、与」』~
ご珊瑚の保護保全やチ供への環境教育の活動を視察しました。
12月15日国立のセメントエ場を視察。
環境問題に閑心を持つ市民と工場関係者の会議に参加し、その後、
国立アンダラス大学を見学して「西スマトラ州の白然環境」の講義を受けました。
つづく
郵便友の会ニュース平成13年(2001年)4月15日(第三種郵便物認可
12月16日リマプルコタ県知事を表敬訪問。団員からの水害見舞金を贈って
パダン・ジャパン村へ移動。集会所での母子健康相談と予防接種の様子を見学。
その後、農家の庭先で民族衣装を身にまとった子供たちの伝統音楽での歓迎を受け、
昼食は近所の婦人の手作り料理、そして女子団員はクツキング実習をしました。昼食後、馬車で村内を見学、そして女子養護施設を訪問。政府援助が皆無で財団の基金と寄付などで運営中。
12月17日パダン・ジャパン村を出発し、シアヌツク滑断層渓谷の日本軍が掘った
トンネル、ソンケツト村伝統文化織物・木工芸工房などを見学。
目的地のナンサマニンジヨウのホテルでは、全員が西スマトラ伝統の正装を着付けて、
スマトラ式食事と伝統儀式を体験。
12月18日国営の社会施設・養護老人ホームを視察。男女別棟の奥まっだ所に
体育館兼集会場があり、そこで施設説明と質疑応答。
続いて、ヤシ殻などの農業廃棄物の二次利用に取り組む農業共同組合を訪問。
廃棄物利用に関する意見交換の後、ヤシ殼繊維選出作業と自動車オイルフィルタなどの試験製品の見学。
12月19日朝から豪雨。パダン空港でジャカルタ行きの飛行機を待つが、
滑走路水の浸水で離着陸便なし。結局一泊して出発順延。
12月20日飛行機の座席確保は困難で最終的に3班に分かれて移動し、
午後4時ごろ全員がホテルに到着。夕方、王家一族や国際交一流関係者による
歓迎夕食会が王族の家で行われました。
12月21日大学進学率九〇%の有名高校を訪問。教科やクラブ活動などるを語り合い、
国旗のすを扱い方や集団行進な樹どの儀礼が大事にさ植れていて驚き。
念正午、ジョジャカ記)で汀ルタ特別州知事表敬学ネ訪問。
青少年の国際大ド交流、自然環境保護、τ環境鷹止一の環ダ
(境教育なとにっいてン者話をしました。ア筆昼食後、ボロナド)
下 PFC全国懇話会会員 小 池 喜 一
のプランパラン寺るよ院群を見学。同寺
に院は多くの遺跡が楽点在する村の中の音統一つの寺院で、ヒンドウーのシバ神をまつる監覇寺院身として築かれまし-ルヘ移動。
仏教徒からも忘れ去られたボロブドールは、世界文化遺産の一つとしてよみがえり
荘巌さを誇っています。更にユネスコによって修復工事が進行中で、
「ユネスコACCU」の記念レリーフが刻まれていました。
夕方は、野外劇場での舞踊を鑑賞し、「気の道場」を訪間。
国技武道を大学生、体育の教師に専門家が指導していました。
12月22日世界文化遺産供ネた。各回廊の壁に子ド施された浮き彫りのン装イには
古代インドの衣(叙事詩「ラーマナ族迎-ヤ」の物語が描民歓かれていました。
この後、ジャカルタヘ移動。
早稲田へ留学した人々が設立した大学を訪問。
プログラム準備へのお礼を団長が述べて交歓しました。夕方、
著名な演劇女優の家でインドネシア料理による夕食会。
日本で日本人と共演した折のポスターが、部屋に飾ってありました。
12月23日インドネシア最大規模の植物公園を見学。広大な敷地に一万五千種の
植物が集めれ、熱帯林の在り方などの研究がされていましたが、生命力を感じました。
続いて農業大学を訪問。大規模校ですが資金不足から学生宿舎などが不十分で、
農業従事者の就学支援のため推薦入学が八○%。集約的な近代農業でないため、
農氏が農業を専門に学習する傾向になく、短大コースの卒業生が従事するケースが多いとか。
スハルト元大統領夫人が設立した公園を見学。各地の建築様式や外観が異なる
民家や寺院が復元されており、多民族・文化の複合国家を表していました。
12月24日出発まで白歯時間の市内見学。デパート前の街路は人混みで足の踏み場も
ない程。夕食は日本料理店で久しぶりの刺身、天ぷらに舌鼓を打ちました。
12月25日早朝、成田空港到着。
関係者に感謝しつつ今後の作業の確認をして解散。
全団員は今回の成果を職場や地域、青少年運動の中で生かしてゆくことでしょう。