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松本大学の学生からの質問回答です。心理学、発達心理学、生徒指導概論、教育相談の受講生の皆さんからです・

質問と回答:202011024 生徒指導「友だち地獄」・教育相談「子ども虐待」後半 感想レポートから

2020-10-26 12:16:53 | 日記

質問と回答:202011024 生徒指導・進路指導「友だち地獄」後半 感想レポートから

1. ネットやメールでつながり、安心感を得ることについてどう思いますか。
  答:特に問題があるとは思いませんが、それに対して過度に気を使うようになると問題が引き起こされるのだと思います。それは、ネット上についてだけでなく、実際の生活でも同じです。極端に一人だけに対して気をつかうようになると、人間関係にもひずみが生じてくると思います。例えば、誰かの一言が気になって悩んでしまうようなことが起きるのです。その人に対しでの不安や恐怖を感じるようになります。それを避けるためには、何人もの仲の良い友人を作ったり、家族に悩みを打ち明けたりという、より幅広い人間関係をつくることで問題になるのを避けることができます。DVなども、同じような状況だと考えられます。

 

2. これから教育実習などで、面接や訪問などをする機会が増えてきます。そこで、よく緊張をしてしまうことがあります。人間、緊張する機会はたくさんあると思いますが、なぜ人間は緊張してしまうのでしょうか。心理的な視点で教えてください。
  答:緊張したり、あがったりするのは、不安を感じて交感神経が優位になり、筋肉が緊張することで生じる反応です。心臓がドキドキしたり、顔が赤くなったりすることは誰にでも生ずることです。逆に言えば、新しい場面や面接などで緊張しない人はいないし、緊張するのが当然です。ですから、緊張するのは当然だと考えて素直に受け入れるようにすると緊張が和らぎます。不安が生ずる原因はいろいろ考えられますが、自信がなくて失敗するのではないかとか非難されるのではないかという心配が多いと思います。これは心理的に恐怖(怖い)に似ているのですが、怖い対象がはっきりしないときに生ずる状況だと考えられています。


3. 先生は、インターネットで小説などを読んだりしますか・もしあればおすすめを教えてください。
  答:いわゆるネット小説はあまり読みませんが、アマゾンのKindleと青空文庫でダウンロードした書籍をよく読みます。両方とも無料だし、タブレットやパソコンで夜ベッドの中でも電気をつけないで読めるので気に入っています。あと、ネットで好きなのはyoutubeよりも「TED」です。

 

4. 先生の友達の定義などはありますか。
  答:一応、定義をしてみると「家族以外で、相互にある程度の自己開示をできる人」のことだと思います。もっと、簡単に言うと、「家族以外で、いろいろなこと、心の悩みや、自分の考えていることなどをお互いに話すことのできる人」ということになりますかね。


5. 今でも、友達といえる人と何かしますか。
  答:私の親友といえるような5人の友人のうち、3人は亡くなってしまっています。また、他の2人も、遠いところにいるのとリタイアしていることで、私はまだ働いでいるので、会いたいと思っているのですが、あまり会っていません。まあ、ワイフは友達みたいなものですが・・・会えば、まず酒を飲むでしょうね。


6. 川島先生のお話は、なぜかスッと頭の中に入ってくるのですが、話すときに工夫はしていますか。
  答:そうですね。気をつけていることは二つあって、①自分私自身が本当に「そうだ」と思っていること(事実だけ)を話すこと、②できるだけ「例え話」を入れて話すようにしていること、ではないかと思いますが・・・・・どうでしょうかねえ。

 

 

質問と回答:202011024 教育相談「子ども虐待」後半 感想レポートから

7. 先生のトラウマ体験はどんなものがありますか
  答:すみません、私は、若いころは、鈍くて何があってもそのまま受け入れてしまう人間だったので、トラウマはありませんでした。

8. 川島先生の小さいころや今のトラウマってありますか。あるとしたらどのようなものですか。また、トラウマの克服の仕方ってあるのでしょうか。
  答:上に書いたように、私はトラウマといえるようなものがありません。また、トラウマの克服の方法は、いろいろありますが、レスポンデント系では認知行動療法の暴露療法と暴露反応妨害法か、あるいは脱感作療法が一般的でしょう。また、オペンラント系の方法では、漸次接近法やバイオフィードバック法などが使われると思います。カウンセラーによってそれぞれの療法など使う技法がことなります。

 


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